【DbD】アップデートによるゲームバランス調整の注意点(ver1.7.0)【デッドバイデイライト】

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DbD レザーフェイス画像
映画「悪魔のいけにえ」から参戦した「レザーフェイス(カニバル)」が非常に話題になったver 1.7.0のアップデートですが、それ以外にも細かい調整が多く入っています。

デッドバイデイライトは生存者対殺人鬼の鬼ごっこゲームでもあるため、どちらかが一方的に有利にならないように細かい調整がアップデートごとに入っています。

このアップデート情報を見逃してしまうと、実は弱体化したパークを使い続けてしまったり、パークが強化されたのに使わずに勿体なかったりしますので、特に注目すべきポイントに絞って解説したいと思います。

本記事ではSteam版をベースに情報を掲載しています。PS4/Xbox Oneも基本的には同様ですが、バグなどにより差異がある可能性もありますのでその点あらかじめご了承ください。

ver 1.7.0 アップデート

機能とコンテンツ(FEATURES & CONTENT)

Feature – Added a ping indicator to show players’ latency to the host for public matches.

マッチング画面において、Pingインディケーターが追加されました。

従来はラグをチェックするにはチェット欄に何か打ち込んで、応答時間を計るしかありませんでしたが、今後はそれをしなくても分かるようになります。

生存者でプレイする場合はチャット入力欄の右横に表示され、殺人鬼でプレイする場合はプレイヤーIDの横に表示されます。

マウスオーバーするとPing応答時間が表示されるようになります。この時間が短ければ短いほどラグが発生しにくいということになります。

Content – Added a new map for The Backwater Swamp(Grim Pantry).

沼地であるBackwater Swampに新マップ「Grim Pantry」が追加されました。

迷路のような2階建ての建物がマップ内に配置されていて、個人的な印象としては生存者有利なマップだと感じました。

但し、2階からしか入れずに1回で追い込まれるパターンもあるため、侵入するときは建物の構造を把握する必要があるので注意が必要です。

Content – Added a new customization for The Huntress (head) for participating in the Fall Masquerade challenge.

これは「Fall Masquerade challenge」の参加賞としてハントレスのスキンが追加されたというお知らせになります。

基本性能の変更(Base Mechanic Changes)

生存者の窓枠乗り越え時間Down

Changed Survivor medium vault speed from .8 seconds to 1 second.

(パーク効果なしの)生存者の窓枠乗り越え時間が0.8秒→1秒に増加しました。これは生存者にとっては弱体化となりますね。

殺人鬼の窓枠乗り越え時間UP

Changed Killer vault from 2.667 to 1.5.

先ほどの変更とは逆に、殺人鬼の窓枠乗り越え時間が2.667秒→1.5秒と大幅に短縮されました。これは殺人鬼にとって非常に有利となる変更ですね。

(走り飛び越えではない)生存者が1秒、殺人鬼が1.5秒とその差が0.5秒と縮まりました。走り飛び越えが遅くなったわけではないものの、窓枠を活用した逃走が少し難しくなることが予想されます。

生存者のしゃがみ移動時間UP

Crouch speed increased from .84 to 1.1. This is half of normal walking speed.

生存者のしゃがみ移動速度が0.84m/秒→1.1m/秒に上昇しました。これは普通に歩くスピードの半分になります。

パーク「都会の逃走術」とのセットで強化されたのかもしれませんが、生存者にとっては朗報ですね。

しゃがみ中は疲労回復速度が上がるので、ダッシュ系のパークとの相性もいいと思います。

殺人鬼のパレット破壊速度UP

Killer breaking pallet speed increased by 15%. Breaking pallets goes from 3 seconds to 2.6. This change is relevant to the new Brutal Strength values.

殺人鬼のパレット(板)破壊速度が15%上昇して、従来の3秒→2.6秒に短縮されました。

この変更はパーク「野蛮な力」の変更にも関係していて、殺人鬼はパーク無しでもより早くパレットを壊すことができるようになりました。

アイテムの仕様変更

Item “Camping Aid Med-Kit” changes:
・Increased base medkit charges from 8 to 12. Medkit can now heal 1 health slot by default.
・Reduced healing speed from 25% to 15% (Considerably to Moderately)

携帯用救急箱のチャージ可能時間が8秒→12秒に増加しました。

今までは一番レア度の低い携帯用救急箱では1回も回復することができなかったのですが、最低でも1回は回復することができるようになりました。ただ、スキルチェックに失敗すると足りなくなるので注意が必要です(笑)

その反面、携帯用救急箱の回復スピードが25%→15%に低下しているのが残念ですね。

Item “Emergency Med-Kit” changes:
・Increased base charges from 16 to 18.

レア度”Rare”となる緊急用救急箱のチャージ可能時間が16秒→18秒に少しではありますが増加しています。

救急箱も16秒チャージだったこともあり、差別化を図ったのでしょうか。


生存者パークの仕様変更

都会の逃走術(Urban Evasion)

・Changed from only usable when crouching and uninjured to anytime crouching.
・Crounch speed changed from 40/45/50% to 90/95/100% crouch speed.

今まではしゃがみ状態で且つ負傷していない時でなければ有効になりませんでしたが、これからはいつでもしゃがみ状態であれば発動するようになります。

また、しゃがみ状態の移動速度も歩行時の40/45/50%→90/95/100%と大幅に速くなりました。非常に速くなったので、ずっとしゃがみ歩きでも支障がない強力なパークに生まれ変わったのではないでしょうか。

セルフケア(Self-Care)

・Removed skillcheck increased difficulty from tiers 1 and 2.
・Efficiency of healing items during self-heal from 50/75/100% to 10/15/20%.
・Healing speed remaind the same. 50/50/50%.

Lv1とLv2のスキルチェック難易度が上昇しなくなりました。

また、セルフケアを付けているときの治療アイテムの使用効率が50/75/100%から10/15/20%と大幅に低下しました。

セルフケア単体での治療速度は従来通り50/50/50%となっています。

与えられた猶予(Borrowed Time)

・Changed Borrowed Time’s proc timer from 20 to 15 seconds.
・Changed bleedout timer from 30/35/40 to 15/20/25.

パークを発動した際にその有効時間となる期間が20秒→15秒に減少してしまいました。

さらに効果発動中に攻撃を受けた際の延長時間となる出血タイマーが30/35/40秒→15/20/25秒とかなり短くなってしまいました。

与えられた猶予発動中はいかに殺人鬼から逃げ切るかがポイントになるため、これはかなりの弱体化と言わざるを得ないですね。

ずっと一緒だ(We’re Gonna Live Forever)

・Change stackable bonus from 50% to 25%.
・Chage Maximum point gain from 100/150/200 to 50/75/100%.

フックから救助したり身代わりになることでトークンが1つずつ溜まりますが、その1回の増加量が50%→25%に減少してしまいました。

つまり、最大増加ブラッドポイントが100/150/200%→50/75/100%と半分に減少してしまいました。

BPをたくさん貯めるための非常に有用なパークだったのですが、あまりに貯まりやすいので弱体化されてしまったようです。個人的には非常に残念でした。

つるつるした肉体(Slippery Meat)

・Removed increased escape speed from hooks and traps.
・Removed the increased chance to escape a hook.
・Added increased efficiency at hook escapes by 25/40/60%. This means that a survivor has 1/2/3 extra escape attempts with Slippery Meat.
・Changed the odds to escape a bear trap from 0/5/10 to 15/20/25.

共通パークとなるこちらは、バランス調整といった感じです。

フックとトラバサミからの脱出速度上昇を削除、またフックからの脱出成功確率上昇も削除されました。

その代わり、フックから多く脱出挑戦ができるように脱出挑戦の効率上昇効果が20/40/60%追加されました。

トラバサミでは脱出確率上昇効果を0/5/10%→15/20/25%に強化されています。

(This is Not Happening)

・Changed Increased Success Zone size of the Great Skillcheck instead of the Good Skillcheck.

従来は、怪我をしている場合のスキルチェックのグッド範囲が増加していましたが、その代わりにグレード範囲が増加するように変更されました。

スキルチェックが苦手な人向けのパークと考えると、すこし弱体化したとも言えますね。


殺人鬼パークの仕様変更

不屈(Enduring)

・Changed tier 1 and tier 2 values from 25/50% to 50/60%.

パレットを倒されたときに食らってしまうと何秒かスタン状態になってしまいます。

そのスタン状態からの回復速度を増加させるパークですが、Lv1とLv2の効果が25/50%だったのが50/60%と上昇します。

ヒルビリーの固有パークです。

不安の元凶(Unnerving Presence)

・Increased skillcheck chance from 3/5/8 to 6/8/10.
・Increased skillcheck success zone reduction from 5/10/15 to 40/50/60%.

殺人鬼の心音範囲内にいる生存者のスキルチェックを難しくする、トラッパーの固有パークです。

このスキルチェックの発生確率が3/5/8%→6/8/10%と上昇する変更に加え、スキルチェックの成功範囲が5/10/15%→40/50/60%と大幅に減少するようになりました。

チェイス時の心音範囲を広げるドクターの固有パーク「観察&虐待」や共通パーク「悲劇」との相性がさらに良くなったのではないでしょうか。

闇より出でし者(Lightborn)

・Removed Dim vision.

視覚阻害効果が取り除かれました。

レイスの固有パークです。

野蛮な力(Brutal Strength)

・Changed Brutal Strength pallet breaking speed from 20/30/40% to 10/15/20%. This change is relevant to the new breaking pallet values.

パレットを壊すスピードが増加するトラッパーの固有パークですが、板壊しの基本性能の変更に伴って弱体化されました。

従来は20/30/40%だったのが10/15/20%と増加効果が減少しています。とは言え、基本性能が上がっているのでパークを付けている場合でも従来と板を壊す速度は変わらないようになっています。

ただ、あえてこのパークを付けるかどうかで悩むプレイヤーは出て来るのではないでしょうか。

興奮(Agitation)

・Increased terror radius value. Terror radius values are now 6/8/12 meters up from 0/3/6 meters.

生存者を運んでいる間の移動速度を上げる効果のあるパークですが、その間の心音範囲も拡大させる効果があります。

その心音範囲が従来0/3/6メートルだったのが6/8/12メートルに拡大されました。

トラッパーの固有パークです。

圧倒的存在感(Overwhelming Presence)

・Increased the item consumption rate. Consumption rates are now 80/90/100% up from 40/45/50%.

心音範囲内の生存者のアイテム消費率を増加させるドクター固有のパークですが、これが大幅に強化されました。

従来は40/45/50%の上昇だったのが、80/90/100%とさらに倍のスピードでアイテムを消費させます。

こちらも「観察&虐待」との組み合わせで効果が期待されるパークです。

悲劇(Distressing)

・Changed terror radius increase from 8/16/24% gain to 22/24/26%.
・Changed point gain from 5/10/15% to 50/75/100% more Bloodpoints for actions in the Deviousness category.

DeviousnessカテゴリのBPを増加させる共通パークですが、従来の5/10/15%から50/75/100%と大幅に増加しました。

さらに心音範囲の増加が8/16/24%→22/24/26%とLvが低くても効果的になったのが特徴的です。

心音範囲内で効果を発揮する他のパークとの組み合わせでさらに強力になるパークへと変貌を遂げたのではないでしょうか。


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