【DBD】新キラー「鬼(The Oni)」の特殊能力・パーク・アドオン一覧【解説】

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インディーゲームとしては異例とも言える人気を誇るDead by Daylightですが、日本は世界の中でも非常に多くのファンがいるそうです(視聴メインの方も含めて)

そんな日本での人気もあってか過去には日本人キラーが登場しましたが、再び日本人キラーとなる新キラー「The Oni)」が登場します。

本実装は2019年12月4日に開始されましたので、テスト環境となるPTB及び本実装で全貌が明らかになった鬼の特殊能力・パーク・アドオン一覧などをご紹介していきます!

本記事に記載の内容はPTB Ver3.4.0~本実装Ver3.4.0の情報を元にしております。変更点や差分などがあれば気付き次第随時反映しております。情報が膨大なため抜け漏れがあるかもしれませんので、その点あらかじめご了承ください

▼Ver3.4.0のアップデート予定の内容はこちら

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新キラー「鬼(The Oni)」基本情報

既に登場しているキラー「スピリット(The Spirit)」である山岡凜の先祖にあたる人物山岡 華山ヤマオカ カザン)」

日本語での名称は「」、英語での名称は「The Oni」と完全に日本がモチーフの殺人”鬼”となっています。

基本スペック・本名:山岡 華山(ヤマオカ カザン)
・特殊能力:山岡の怒り
・移動速度:4.6m/s
・心音範囲:32m
・身長:背が高い

そんな鬼の移動速度(4.6m/s)・心音範囲(32m)はどちらも標準キラーと同じで、身長だけでなく鎧をまとった身体がデカい造形になっています。

通常の攻撃手段は右手に持った「」。侍のように刀で斬ったあとに血を払うモーションがカッコいいです。

特殊能力を発動すると持っていた刀を持ち替えて、今度は「金棒(かなぼう)」を振り下ろすようになります。身体が大きいことからも、この鬼が怪力の持ち主であることが伺えます。

※「棍棒」ではなく「金棒」の誤りでした

 

新チャプターに関連する動画など

Dead by Daylight | Chapter 14 | Teaser
Dead by Daylight | Cursed Legacy | Trailer

「鬼(The Oni)」の背景

山岡華山はその家名に敬意を示すだけでは満足しなかった。父の名声を越えたかった彼は、侍になりすます農民たちのせいで侍文化が廃れていくのを目の当たりにし、なんとかそれを止めたいと考えていた。

父親は彼の意識を貴族として生きることに向けようとしたが、華山はそれを拒み、父の刀を借り受けて闇の巡業を行うようになった。自らの価値を証明するため、そして日本からニセ侍を排除するために。教わった規範を無視し、華山は丘や谷、海辺や森林にいたニセ侍たちを殺害した。その殺し方は残忍で冷酷、かつ病的なものだった。

彼は農民も武士も関係なく髷を引っ張りまわし、装甲をはぎ取って屈辱を与えた。その怒り、流血への欲求、そして歪んだ名誉は、とどまるところを知らなかった。

僧侶たちは、彼が異世界から来た闇の何ものかにとり憑かれていると考え、ののしった。一方で領主は彼のことを憤怒の侍「鬼の山岡」と呼び始め、それは華山だけでなくその一族をも侮辱することとなった。

家名の名誉を取り戻すと心に決めた華山は、自分を「鬼の山岡」と呼ぶ者は片っぱしから惨殺するようになった。

侮辱を受けて彼は戸惑った。最善を尽くしてニセ者を妥当し、彼らを追い出すことで侍階級を浄化したのに。なぜ皆は自分を鬼と呼ぶのか?戦地へ赴き、最強の武士たちを斬り捨てたから?それとも金棒を携え、それで何百もの頭蓋骨を叩き潰したからか?あるいは、倒した相手から必ず戦利品を奪い取っていたためだろうか?

理由が何であれ関係はない。鬼と呼ばれるのは、とても耐えられることではなかった。そして彼の頭の中で不穏な声がささやきかけた。お前の名を冒涜した領主を叩き潰せ、と。

領主の町にたどり着いたとき、華山は不意に自分の前の前に侍が立っていることに気づいた。整備されていない道の上で、彼の行く手を阻んでいる。カザンは自分の金棒を構えた。一言も発することなく、その侍は攻撃を仕掛け、すぐに優位に立った。

しかし、その男は躊躇した。壊滅的な一撃で華山はその侍の頭を兜もろとも粉砕した。倒れたその侍に近づいて目にしたのは、父の顔だった。彼はよろめいて後ずさり、尻もちをついた。

もはや虫の息の父親は、恥ずかしさと後悔の混じったような目で華山を見つめた。目を閉じ、カザンは苦しみの雄叫びを上げた。その声が出なくなるまでずっと。

そして再び目を開けると…父は息絶えていた。華山は父親を殺し、そのうえ盗人どもがその装甲を求めて遺体を盗んでいくのを容認した。

苦痛と喪失感、そして幻滅。華山はその地をあてもなくさまよった。頭の中で父の声が響く。彼を嘲るその声に、自分が不出来な息子であるということを思い知らされ、彼は手のつけようもない暗黒の怒りの中に身を落としていた。

ある日、森の中を歩いていた華山は偶然にも鬼の像を見つけた。彼は立ち止まり、しばらくの間ただじっとその場に立ち尽くしていた。雨風にさらされ、雑草に覆われたその像は彼をあざ笑っているかのようだった。

自らが壊滅させようと躍起になっていたニセ侍に、自分がまさになっているではないか、と。

その笑い声を頭から振り払いながら、華山は自分のことを「鬼の山岡」と嘲笑した領主のことをぼんやり思い出していた。

怒りを再燃させた華山は、領主が住む雪深い山の高地にある町へと向かった。十数人の侍が町の入り口でカザンを待ち受けていたが、華山の金棒に倒れた。彼のスピードと強さに匹敵する者はいなかったし、彼の怒りは理解不能だった。

血や血塊を浴びて戦いながら町の奥へと進み、華山はすぐさま屋敷に身を隠している領主を探し当てた。領主を書斎から引きずり出すと、腱を斬って動きを封じ、領主が犬のようにもがきながら彼に許しを乞うのを見ていた。華山は躊躇せず領主の口めがけて拳を叩きつけると、彼の名を冒涜したその邪悪な舌を引き抜いた。

満足した華山が屋敷を出ると、数十人の農民たちに取り囲まれた。錆びた鎌、鋭い三つまた、重いこん棒を振りかざしている。

最初の数回の襲撃は免れたものの、相手は圧倒的多勢であらゆる方向から攻撃を仕掛けてきた。ほどなくして地面に倒れた華山は、だんだんと暗くなっていく冷たい空を眺めていた。空は、無関心といった様子だった。

農民たちは、自分たちが慕っていた領主を惨殺した「鬼」を代わるがわる貫き、責め苦を与えた。暴徒化した農民たちを華山は小さな石臼の中に引きずり入れて拷問を続け、最後には放置して、ゆっくりと苦痛に満ちた死を与えた。

彼らが戻ると、石臼は奇妙な黒い霧で満たされ、華山の体と金棒はどこにも見当たらなかった。それは、町に出没する、憤怒する鬼の闇伝説の始まりだった。

引用元 : Dead by Daylight キャラクター情報(ゲーム内)


鬼の特殊能力「山岡の怒り(YAMAOKA WRATH)」

文字どおり力に姿を変えた弱い血筋を打ち破る野望。

▼山岡の怒り

負傷した敵が残した血の球を吸収する。能力ゲージが満タンの場合、能力ボタンを長押しして血の怒りを開始する。

▼血の怒り(血の激怒)

血の怒りが発動中、鬼は死に至らしめるほどの力を得て、追加アビリティの悪魔の突進と悪魔の一撃が使えるようになる。

▼特殊アビリティ:悪魔の突進(鬼の突進)

血の怒りが発動中、アビリティ発動のボタンを長押しして悪魔の突進を実行する。このアビリティにより鬼は広い範囲に素早く対応することができる。

▼特殊攻撃:悪魔の一撃(鬼の一撃)

血の怒りの発動中、攻撃ボタンを長押しして悪魔の一撃を実行する。悪魔の一撃の有効範囲は広く、ヒットした生存者は即座に瀕死状態に陥る。

※ゲーム内説明画面と公式フォーラムでの表記に差があるため、ひとまず両併記しています

 

特殊能力「山岡の怒り」

生存者を負傷させたり、負傷中の生存者が落とす血の球を吸収することで能力ゲージを溜めることができ、全て溜まると特殊能力を発動することができます。

特殊アビリティと特殊攻撃の2種類が使用可能で、高速移動性能と一撃性能を備えたハイブリッドな能力となっています!

血の吸収

生存者を攻撃して負傷状態にすると、浮遊する赤い血の球を落とすようになります。これは生存者が負傷している間の分だけ落とすようになり、移動すればその行く先々でも落としていきます。

※他にも、負傷した生存者がしゃがむことや乗り越えを行ったとき、フック吊り時など特定条件でも血の球が出るとのこと

鬼はアビリティ「吸収」を発動することでこの血の球を吸収していきます(ただし、吸収する動作をするときは少し移動速度が落ちてしまう)

少し離れた血の球は白いオーラ表示がされますが、この見える範囲は一定になっています(アドオンで範囲拡大が可能)

吸収できる範囲も一定の距離が存在しますが、障害物を無視して吸い込むことが可能です。

ちなみに生存者からは血の球が出る瞬間は見えるものの、浮遊している血の球そのものを見ることはできません。ただし、鬼が特定のアドオンを付けている時に限っては見えるようになります

ちなみに生存者を攻撃して負傷状態にさせた瞬間には血の球をゲージの半分くらい一気に吸収します(毎回半分ではない模様)ただし、負傷状態の生存者をダウンさせた時には追加吸収は発生しません

※無傷の生存者をロッカーで捕まえたときも血の球を得られるように調整されたとのこと

また、時間経過でもほんの少しずつゲージが増加していきます(ただし、自動蓄積は98%で停止します)

血の球を視認することで生存者の探索に役立てることができますが、吸収せずに浮いたままの血の球はずっとそこに残り続けます。放置し続けるとマップ上が血の球だらけになる点は注意が必要です。

 

能力発動「血の怒り(血の激怒)」

能力ゲージが全て溜まった状態で「セカンダリアクション」ボタンを押すと、「血の怒り(血の激怒)」が発動します。

マップ全体に広がるほどの大きな叫び声とともに、鬼は身体中に赤いオーラを身にまといます。

ちなみにこの状態で注意しなければいけないのは、生存者を捕獲(負傷状態の生存者を担ぎ上げるも含む)すると能力は即解除されてしまう点

PTBでは捕獲するとゲージが減ってしまいましたが、本実装では捕獲時にゲージが減らないように変更されました。鬼をプレイするときはこの点を意識した立ち回りをするのが良いと思います。

 

特殊アビリティ「悪魔の突進(鬼の突進)」

アビリティ発動ボタン長押しすると溜め動作があり、そこから一気にダッシュ移動を開始します。

移動速度もヒルビリーのチェーンソー移動に近い(ちょっと遅いくらい)の速さがあり、さらに障害物に衝突してもスタンせずにそのまま移動し続けるという特徴があります!

ぶつかった状態で向きを変えればそのまま突進移動を続けてくれるのがありがたいですが、カーブ性能はそこまで高くないので小回りが利かないのが難しいですが、横スライドっぽい移動もできたり視点移動も可能だったりわりと多機能。

途中でキャンセルも可能です(PTBでは待機時間が短めでしたが本実装では0.5→1.0秒に少し伸びた)

さらに突進しながら後ほど説明する「悪魔の一撃(鬼の一撃)」を溜めなしで発動することも可能なので、操作は少し難しいもののかなり脅威的な能力と言えます。

 

特殊攻撃「悪魔の一撃(鬼の一撃)」

血の怒り状態のときに、攻撃ボタンを長押しすると若干の溜めモーションが入り、一撃ダウンの特殊攻撃「悪魔の一撃(鬼の一撃)」を繰り出します。

金棒を頭上に振り上げるまでに少し溜めが必要なので、タイミングについては注意が必要です(溜めが必要な時間は感覚値で0.3~2秒くらい。秒数に幅があるのは早めに振り下ろしても一撃ダウンが可能なため)

ちなみに、2秒ほど溜めて頭上に振り上げた状態のまま移動することも可能ですが、さらに2秒後くらいすると間合いを一気に詰める動作が自動で発動してしまいます。

「悪魔の一撃(鬼の一撃)」を繰り出すと、生存者に当たると地面ごと金棒を3回バンバン叩きおろします。全てに当たり判定がある上に、当たり判定自体も結構広い印象です。

あまりの威力に地面が揺れ、少し離れた生存者にもその地面の揺れが聞こえるほどの威力となっています(笑)

能力ゲージが残っていれば何度でも「悪魔の一撃(鬼の一撃)」を繰り出すことができますし、「悪魔の一撃(鬼の一撃)」で倒れた状態のパレットを破壊することもできます

ただし、本実装では生存者を瀕死にさせるたびに能力ゲージが減少するように変更されましたので注意が必要です。


「鬼(The Oni)」固有パーク

残心の戦術(ZANSHIN TACTICS)

アイコンパーク効果
全てのパレットと乗り越えの位置のオーラが24メートル範囲で見えるようになる。
生存者が負傷している場合、このパークは40/35/30秒間無効となる。

ケイト・デンソンの固有パーク「ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ」では生存者の時に板・窓のオーラを表示しますが、その殺人鬼版だと考えてもらえば良いです。

このように24メートル以内にある板・窓が黄色いオーラとして表示されます(キラーは発電機も見えるので結構ごちゃごちゃします)

生存者が負傷すると40/35/30秒間無効となるため、初撃を狙うことを目的としたパークと言えます。

使用した感想本実装で改めてこのパークを使用してみたところ、生存者が逃げる先が把握しやすくなったと感じました。最近キラーばかりプレイしていたのでチェイスに余裕が出たせいもあるのかもしれないですが、先読みした動きをするのに役立つとパークだと思います!特にマップに不慣れな初心者の方の練習用途としては重宝する気がします!

 

血の共鳴(BLOOD ECHO)

アイコンパーク効果
1人の生存者をフックに吊るすと、その他の負傷したすべての生存者は治療されるまで出血効果に苦しみ、疲労効果が45/45/45秒間続く。

▲イメージ画像

誰かが負傷している状態のときに生存者をフックに吊るすことで効果を発揮する、今までのキラーのパークとしては珍しい効果を持っています。

負傷した生存者は出血効果&疲労効果が45秒間続くということでなかなか強いパークのように思えるのですが、残念ながらPTBでは効果を受けることがほとんどなかったので感想は保留とします。

ちなみにレベル1/2/3で効果が全く同じというのも珍しいですね。レベルを上げても恩恵がありません(笑)

使用した感想私の立ち回りだとわりとすぐに治療してしまうこともあるため、他の生存者が吊られているときに自身が負傷しているケースが少ないのが影響したのかもしれません。逆に、負傷を振りまくタイプのキラー(リージョンやプレイグなど)であれば相性が良さそうだと感じました!

 

天誅(NEMESIS)

アイコンパーク効果
パレットやロッカーを使って目くらましや怯ませてくる生存者はあなたのオブセッションとなる。
新たな生存者がオブセッションになるときは毎回忘却状態となり、その効果が40/50/60秒継続する。また彼らのオーラが4秒間視えるようになる。
・殺人鬼のオブセッションになる生存者は1回に1人のみ。

生存者によってキラーが目くらましや板スタンなどを受けると、その生存者がオブセッション対象になります

もしその生存者が新たにオブセッション対象になった場合であれば、毎回忘却状態となってキラーの心音がゼロとなりその効果が40/50/60秒継続します。

また、キラーからはスタンを食らってから4秒間その生存者のオーラが見えます(スタン中も含まれるので見える時間が非常に短いです)

発動条件が少々複雑なパークですが効果は抜群なので、今後装備するキラーが増えるのではないかと予想されます!

使用した感想通常キラーで使用する分にはそこまで恩恵を感じませんでしたが、パーク「弄ばれる獲物(通称:蜘蛛)」と組み合わせることで、効率的に蜘蛛トークンをためてチェイスを有利に持っていく戦法が話題になりましたね。もともと蜘蛛パークと相性の良いカニバルやレイスにはピッタリだと思います!

「鬼(The Oni)」アドオン

鬼には全部で20個のアドオンが用意されています。

本実装された鬼の各アドオンの効果をご紹介させてもらいます。

アイコンアドオン名効果
コモン(Common) https://jikitourai.net/
ひびの入った盃
CRACKED SAKAZUKI
・血の怒りを発動するチャージ速度を少し上昇する
・血の怒りの解除時間を少し減少する
厄除けのお守り
YAKU-YOKE TALISMAN
・血の球の吸収速度が少し上昇する
朽ちかけたロープ
ROTTING ROPE
・血の球を検知できる距離を少し上昇する
黒ずんだ足爪
BLACKENED TOENAIL
・血の球を吸収中の移動速度が少し上昇する
アンコモン(UnCommon) https://jikitourai.net/
子どもの木刀
CHILD’S WOODEN SWORD
血の球を検知できる距離をそこそこ上昇する
欠けた采配
CHIPPED SAIHAI
・血の怒りの発動時間を少し上昇する
水墨画のライオン
INK LION
・血の怒りを発動するチャージ速度を少し上昇する
・血の怒りの解除時間を少し減少する
・生存者を捕獲する際に血の怒りの消費ペナルティがそこそこ減少する
磨かれた前立物
POLISHED MAEDATE
・血の球の吸収速度がそこそこ上昇する
血塗れのサッシュ
BLOODY SASH
・血の球吸収中の移動速度がそこそこ上昇する
レア(Rare) https://jikitourai.net/
家内安全のお守り
KANAI-ANZEN TALISMAN
・血の怒り発動中の鬼の進撃による移動速度がそこそこ上昇する
山岡家の幟(のぼり)
YAMAOKA SASHIMONO
・血の怒りの発動時間をそこそこ上昇する
折れた脇差
SHATTERED WAKIZASHI
・山岡の怒りのパッシブリチャージ速度がそこそこ上昇する
木製の鬼の面
WOODEN ONI MASK
・生存者が落とす血の球の量が少し上昇する
頭皮のついたちょんまげ
SCALPED TOPKNOT
・血の怒り発動中に鬼の進撃を発動するチャージ速度をかなり上昇する
ベリーレア(Very Rare) https://jikitourai.net/
ライオンの牙
LION FANG
・血の怒りの発動時間をかなり上昇する
彰人の松葉づえ
AKITO’S CRUTCH
・血の怒りの発動中の鬼の進撃による移動速度がかなり上昇する
涙が染み込んだ手ぬぐい
TEAR SOAKED TENUGUI
・生存者を捕獲する際に血の怒りの消費ペナルティがかなり減少する
裂けた船体
SPLINTERED HULL
・生存者が落とす血の球の量がそこそこ上昇する
ウルトラレア(Ultra Rare) https://jikitourai.net/
玉虫色の家紋
IRIDESCENT FAMILY CREST
・血の怒りが発動中、鬼の一撃を外すと、半径12メートル内の生存者全員が叫び声をあげて、その現在地を明かす
練次郎の血塗れの籠手
RENJIRO’S BLOODY GLOVE
・すべての生存者に血の球が見えるようになる
・血の球に接触した生存者は、血の球を吸収するとともに、殺人鬼からは2秒間、オーラが見えるようになる
・この効果は血の球を吸収するたびに重複する

PTB環境で「鬼(The Oni)」をプレイしてみた感想

パークが揃っていない状態だったためになかなか厳しい戦いを強いられてしまいましたが、バランス重視のキラーだと感じました。

「悪魔の突進(鬼の突進)」を使えば高速移動が可能ですし、「悪魔の一撃(鬼の一撃)」を決められれば生存者を一撃ダウンさせることが可能です。

この能力だけを見ればめちゃくちゃ強いですが、能力を発動するためには血を吸収してゲージを溜めなければいけないという制約があるので、それなりにバランスが取れていると感じました。

例えるならば、発動に制約条件があるヒルビリー×カニバルの組み合わせ(ただし下位互換)と言った感じでしょうか。

そんなにプレイできていないので操作は難しいと感じましたが、(PTB時点では)比較的初心者の方でも扱いやすいキラーなのではないかと思いました。

「悪魔の一撃」を食らわせてもまだ「血の怒り」の状態をキープできるので、ダウンした生存者を担がずに次の生存者を狙いにいく戦法もアリだとは思います。パーク「伝播する怖気」や「ノックアウト」を活用する鬼をよく見かけました。

ただ、これをやるとマッチが結構長引いてしまうのでリスクはありますが、一撃ダウンさせた生存者の近くに他の生存者が複数いるとそのまま全員ダウンさせられるポテンシャルも確かに秘めています!

 

本実装後の「鬼(The Onie)」をプレイしてみた感想

基本性能を確かめるためにアドオン無しで10回以上はプレイしましたが、「悪魔の突進(鬼の突進)」の小回りが利きにくくなったりキャンセル時の待機時間が長くなったりと全体的に使い勝手が悪くなりました

さらに、突進後に一撃を放つ際には簡単にクルッと旋回できていたのができなくなったのは、とても大きな弱体化だと感じました。

一撃を放つ際の旋回性が落ちたのは、かなり致命的だと感じました。他の実況主の放送も見てみましたが、これによって一撃を外す頻度が非常に増えた印象を受けました。

PTB時点では初心者にも扱いやすそうだと感じましたが、本実装でプレイした感じとしては上級者向けに変わってしまった印象です。

実装されて間もない現時点で当てづらいと感じるということは、サバイバーが鬼に慣れ始めた頃にはさらに弱くなってしまうのではないでしょうか

特に固有建築では小屋などの入り組んだ場所では突進は有効ではないですし、かと言って暗い場所だと一撃を振り上げる鬼の腕が視界を邪魔したりと、なかなか厳しい場面もあります。

まだまだ研究が足りないキラーではありますが、強くも弱くもない標準キラーくらいの位置付けだと現段階では個人的に評価しています。

 

Ver3.4.2での修正内容について

  • アドオン”練次郎の血塗れの籠手”: 使用時、生存者が血の球に触れると吸収するように変更しました。オーラ表示時間を3→2秒に変更しました。ただし、オーラ表示時間はその生存者が吸収した血の球の数により複数回スタックします。
  • コントローラー使用時、鬼の進撃中の旋回速度を向上しました。キーボード使用時、旋回速度に上限を設定しました。

2点変更が入りました。

従来のアドオン「練次郎の血塗れの籠手」は、生存者が血の球に触れてもそのままだったのが血の球を吸収するように仕様が変更されました。

ちなみに、オーラ表示時間はもともとゲーム内のアドオン説明文だと6秒間になっていたのですが、どうやらそれも誤りだったようですね。


また、コントローラー使用時においては鬼の進撃の旋回速度が遅かったようでそれが修正されました。逆にキーボードの場合の旋回速度に上限が設定されたようです。

私はコントローラー勢なので実際にどれぐらい変化があったのかプレイしてみたところ、残念ながら体感でそれほど変化を感じることはありませんでした

肝心の「鬼の進撃」→「鬼の一撃」コンボ時の旋回が鈍いままなのが正直残念です。。。

 

「鬼(THE ONI)」おすすめのパーク構成

「不協和音」・「バーベキュー&チリ」

アイコンパーク名パーク効果
不協和音
Discordance
2人以上の生存者が同時に修理している発電機のオーラが8・10・12秒間黄色くハイライトされる
バーベキュー&チリ
Barbecue&Chili
生存者をフックに吊るすと効果発動。吊るしたフックから40m以上離れている生存者を4秒間可視表示する。
また各生存者を初めて吊るすと専用ポイントを1個取得する。
(最大2・3・4個)1個につき最終獲得BPが25%増加する (最大:50・75・100%)

本実装後で考えると、相性が良いパークは「不協和音」なのではないかと思います。

「不協和音」であれば複数人のサバイバーがいることが確定するので、まとめて一撃ダウンを狙うのにも最適なパークだと言えます。これに「伝播する怖気」を付けても良いかもしれません。

他には「バーベキュー&チリ」も相性が良いと思います。

サバイバーをフックに吊るした後、離れている生存者を狙いに突進で向かっていきやすいです。

ちなみに言わずもがなですが、鬼はどうしても初動が遅くなりがちなので「呪術:破滅」は付けた方が良いと考えます。

 

【参考】「伝播する怖気」&「ノックアウト」

アイコンパーク名パーク効果
伝播する怖気
Infectious Fright
生存者を瀕死状態にすると、脅威範囲内の生存者全員が叫び声をあげ、6秒間位置が表示される
ノックアウト
Knock Out
瀕死状態の生存者のオーラを16メートル以上離れているほかの生存者が探知できなくなる
本パーク構成はPTB時点では強力でしたが、本実装後では少し微妙になってしまいました。ただ有効度は少し下がったものの使える構成ではありますので、参考として掲載しておきます

なかなか他のキラーだと見かけないパーク構成ですが、鬼であれば威力を発揮することができるのが「伝播する怖気」と「ノックアウト」の組み合わせです。

鬼の特殊能力は生存者を担ぐことで解除されてしまうことから、「鬼の一撃」によって生存者をワンパンした後にも継続して次の生存者のダウンを狙う構成となっています。

「伝播する怖気」はワンパンダウンでも効果を発揮するため、近くにいる生存者が叫び声を上げたらそのまま次を狙いにいきます。

既にダウンさせられた生存者を放置しておくと他の生存者に治療されてしまうため、それを防ぐ/遅延させるために「ノックアウト」を付けて瀕死状態のオーラを視えなくさせるわけです。

とは言え、2人目の生存者を狙っている間に1人目の生存者が治療されてしまうこともありますし、這いずり移動してしまい見失ってしまうことも考えられます。

そのため、「看護婦の使命(通称:ナースコール)」や「忍び寄る者(通称:鹿パーク)」を補助的に付けるのもアリだと思います。

あまり特殊能力を活かすことばかりに専念してしまうと発電機が早く直ってしまケースもあるため、遅延系のパークとのバランスを考えた構成にするのが良いのではないでしょうか。


あとがき

PTB時点では非常に強いキラーとして期待度が高まっていましたが、本実装では能力が弱体化されて標準的なキラーになってしまったのが残念なところ。

それでもビジュアルはカッコいいですし、刀と金棒という武器も日本人好みと言えます!

もう少し強化してもらえればキラー人口の増加も期待できますので、運営さんの今後の調整を願うばかりです。

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デッドバイデイライト(DBD)
この記事を書いた人
もぐ

5歳からファミコンを始めて今では立派なおっさんゲーマー。元システムエンジニアで、システム開発にも関わっています(お問い合せはこちらまで)

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