【レビュー】「私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~」製品版をプレイした感想・評価【Nintendo Switch】

1970年代に大ヒットした漫画『ベルサイユのばら』を原作とするNintendo Switchの新作ゲーム「私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~」が遂に2019年5月23日(木)に発売になりました!

Switchの乙女ゲームは、PS vitaなどで発売された過去作品の移植版が多い印象ですが、本作は完全新作ということで、どんなゲームになるのか、かなり期待大!でした!

この記事では、実際に私が「私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~」をプレイしてみて感じた点などを述べていこうと思います。

本記事では、ネタバレになるイベント絵やセリフは掲載しないように配慮しておりますが、ストーリーの概要やキャラクターの関係性などについては多少のネタバレを含みますのでご注意ください。

新作として生まれ変わった「私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~」

『ベルサイユのばら』は1970年代に大ヒットした少女漫画で、その後も何度も漫画やアニメなどにリメイクされている不朽の名作。宝塚歌劇団の人気演目としても有名なタイトル。

本作「私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~」は、ベルサイユのばらを原作としつつ、全く新しいキャラクターで現代日本の高校生活を描いた作品です。

ちなみに本作のキャラクターは、それぞれ原作キャラをモチーフにしています!

【例】

  • 真輝望のイメージキャラクターは、原作のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
  • 安藤礼二のイメージキャラクターは、原作のアンドレ・グランディエ

原作をご存じの方は、新たに現代の高校生キャラに生まれ変わった登場人物たちに、新鮮な気持ちでプレイできるのではないでしょうか。

 

主人公は好感が持てるキャラクター

誰もが憧れる有名私立学校『ベルローズ学園』に入学した、山田 凰寿華瑠(やまだ おすかる)という少女が主人公です。

主人公は少女漫画オタクで、それを隠して学園に入学し、入学式公演で出会った学園内の人気者「オスカル様」と一緒に、新劇団の劇団員として奮闘するストーリーとなっています。

ちなみに彼女の母親がベルばらファンだから「凰寿華瑠(おすかる)」というキラキラネームを付けられてしまったらしいです。

主人公の名前は苗字のみ変更可能。下の名前は凰寿華瑠(おすかる)というキラキラネームで、変更はできないです。凰寿華瑠(おすかる)という名前はストーリーにも関わってくるので変更できないんだと思います。

主人公も他キャラと同様、フルボイスです。声優さんは千本木彩花さんが担当されています。

漫画オタクの女子高生ということで、アクリルキーホルダーを持ち歩いたりグッズに話しかけたり、三次元の男性にドキドキした罪悪感で追い課金をしたり、なかなかのオタクっぷり描写が面白すぎます!!笑

男性に甘い言葉を言われ「イベント発生!?」「何かルート突入した!?」などパニックになったり、「解釈違い」などオタク語録が出てくるので楽しい。

でも周りをよく見ていて芯の強い素敵な女の子で、それもまた好感が持てるんですよね~。

 

原作の華やかな雰囲気が現代風にアレンジされている

本作は男性ばかりが登場する乙女ゲームではなく、女性キャラも複数登場するのが特徴的です。

女子生徒や女性教員などもがっつり出てきます。もちろんフルボイス。モブキャラにもボイスが付いてます。

声優さんも豪華ですね。メインキャラだけでも、千本木彩花さん、森なな子さん、鈴村健一さん、小野友樹さん、諏訪部順一さん、堀江瞬さんなど錚々たるメンバー。

ボイスの音量はキャラごとに調整できるのも嬉しい仕様です。

皆さんの演技が本当にお上手で、物語に聴き入ってしまいます。恋愛のシーンもですが、演劇部の物語なので「ベルばら」のお芝居のセリフを読むシーンもたくさん出てきます。もう本当にカッコいいです!

そしてスチルが綺麗です。お金持ちの学園ということもあり、上品で美しいスチル。

キャラクターはみんな、ベルばら原作のような瞳の大きい派手めの顔ではありますが、原作よりは控えめで現代風のイラストに調整されています。

華やかな世界観で、BGMも上品な曲調で世界観に合っていると感じました!

 

「愛と青春の部活劇」ストーリーの舞台は高校演劇

愛と青春の部活劇」と公式が謳っているとおり、本作は演劇の世界に足を踏み入れた少女の物語です。

学園内の2つの演劇部の対立や、身分の差の恋愛模様が主軸になっています。

原作とのキャラ対応がありますが、原作を知らない人でもまったく問題ないと感じました!普通の女子高生が主人公の学園物語なので、読みやすいシナリオになっています。

原作がヒットしたのが1970年代前半、アニメ化されたのが1970年代後半と今から40年以上も前ということもあり不安を覚える方もいるかもしれませんが、その辺は心配無用に感じました。

もちろん原作は超有名ですし宝塚歌劇団の有名タイトルでもあるので、ストーリーをご存じの方も多いのではないでしょうか。原作を知っているからこそ楽しめる点も多いかと思います!



脇役カップリングも楽しめる

このゲームの最大の魅力の1つに、主人公以外のキャラ同士の恋愛ストーリーが読めるという点があります。

つまり、主人公と攻略相手を恋愛させるだけでなく、望と礼二をカップルにしたり、優とマリをカップルにしたりできる、ということです。

また、オスカルとアラン、マリーアントワネットとルイ16世など、原作で結ばれなかったペアでのカップリングも楽しめます!

カップリングを楽しみたいプレイヤーには嬉しいシステムと言えます!

エンディングは10種類あり、BADエンドはありません。そのうち5ルートが主人公×攻略相手、残り5ルートは主人公は恋愛せず他キャラ同士の恋愛エンドになっています。1ルートだけ女性同士のカップリングもあり、結構ドキドキしちゃいました!

しかも原作で一途な恋をしていたキャラは、その相手としか恋愛できないようになっています。切ない…。キャラによっては原作の立ち位置を大切にしているようで、それだけで好感が持てます…!

 

好感度メーターは薔薇の開花

ルート選択は、物語の途中に現れる選択肢により決まります。
選択肢を選ぶと、薔薇のアイキャッチが出ますが、この薔薇の色がキャラの色に対応していて、誰の好感度を上げたのか分かるようになっています。(白いバラは好感度アップなし)

二周目以降は、一度選択したことがある選択肢は緑色で表示されます。

選択肢には「好感度を上げる選択肢」と「ルート分岐の選択肢」の2種類が存在しますが、パッと見では分かりづらいかもしれません。何回か周回していると分岐点が分かるようになるかと思います。

ただこのゲームは、会話のログから少し前の地点に戻ることや、メニューの「フローチャート」から別の章にジャンプすることも可能です。なのでいくらでもやり直しが効きますし、既読箇所のスキップも読み込み時間ほぼゼロで待ち時間がないのでストレスじゃないです。

好感度メーターの状態は、「薔薇の花」の開花状態で表されます。メニュー画面からいつでも確認可能。脇役カップリングの好感度メーターも下のほうにあります。

このゲームは一度エンディングを迎えてNEW GAMEから二周目以降を始めても、好感度がリセットされないようでした。

なので周回すればするほど開花した薔薇が増えていき、フルコンプしたら全部の薔薇が咲きました。おしゃれ!

ちなみに緑薔薇(???)は隠しキャラです。個人的にとても好きなキャラクターでした!青春~!!



モブ視点で楽しむ青春学園ストーリー

先に述べた通り、このゲームは主人公のスチルやボイスがしっかりあります。そして10エンドのうち5エンドが、主人公の恋愛ではなく他キャラ同士の恋愛ルートになっています。

なので、プレイヤー自身が恋愛を疑似体験するというよりも、モブ視点(神の視点)でストーリーを楽しむ感覚が強いですね。私は結構好きです。

そして、この作品は原作に合わせてベースのカップリングがあり(オスカルとアラン、アントワネットとフェルゼン)、そこから物語が分岐していくので、主人公が失恋したり、他キャラが失恋する展開も…。あ~~切ない…!

作品自体は糖度低めのラブコメ学園モノという印象ですが、ルートによっては衝撃の展開があったり、切ない失恋があったりします。それ含めて王道の学園恋愛ゲームのようにも思います。

演劇の世界観や、お金持ちの人たちの心の葛藤も丁寧に描かれています。そして何より原作のキャラクターの立ち位置や性格を考慮してあるキャラ設定とシナリオで、原作を大切にしつつ新しい作品を作り上げた愛情が伝わってきます。

Nintendo Switchでの完全新作ということで期待してプレイしましたが、やっぱり楽しかったです!胸キュンな青春ストーリーを堪能できました~!Switchは画面も大きくて綺麗で快適です。

気になっている方はぜひ、プレイしてみてくださいね。

本記事は、個人の感想を述べたものです。感じ方には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

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