PlayStaion VR予約戦争の敗者が考える期待の新製品のあり方

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PlayStation VR PlayStation Camera同梱版

気付けばゲーム記事の方が圧倒的に読まれるようになった弊ブログですので、当然のごとくPlayStation VRには非常に期待しています。そのため、発売日にはなんとしても手に入れたいという思いがありました(だいぶ間が空いちゃいましたけど・・・)

ただ、ここのところちょっとプライベートが忙しかったので新しい記事を書けずにいたり、VR体験会にも行けずと残念な状況ではあるのですが、6月18日朝9時前にはパソコンの前に張り付いてPS VR予約戦争に挑んだんですよね。

不幸にも土曜日なのに10時には会社に行かなければならなかったので、時間ギリギリな挑戦になってしまいました。もちろん東京の家電量販店に行くことは不可能でした。

それでも「さすがに5万円近いHMDを予約する人は、言うほど多くはないだろう・・・」という慢心から予約できるイメージは持っていたのですが、その思いは儚く打ち砕かれました。

悔しいです、ホント!!

PS VR予約戦争から見る品切れの理由

空っぽのイメージ

日本は海外に比べるとVR全般に関する熱量(注目度)は低いような気がしています。わりと若い子と話していても、「何それ?」と言われることがほとんどです。

しかし、最近はテレビなどでも取り上げられることが増えているので、なんとなく名前は知っている方も増えた気がします。とは言え、PlayStation4を持っていないといけないし、PS VRとカメラのセットで5万円もするものをホイホイと簡単に買えるとは思っていなかったんですよね。

私は茨城県に住んでいますが、茨城県唯一の店舗抽選をしていたところにもギリギリ行けましたが、500人くらいしかいませんでした(ちなみに当選したのは100人ほど・・・昔からクジ運が無いんですorz)

そのことから考えると、「単純に予約受付で用意されていた台数が少ない」と言わざるを得ないのが実態ではないでしょうか。

欧州も北米も予約開始から数分で完売したということなので、全世界的に供給量が足りない状態なのは間違いないと思います。

国内の予約完了後にヤフオクやAmazonマーケットプレイスに出品されている人たちがいて、一部転売ヤーの存在には残念としか言えないですね。


新製品の生産計画を読むことの難しさ

こういう期待の新製品を出すのであれば、「ちゃんと購入希望者に行き渡るように作ろうぜ!」と思うのが消費者の心情です。

私も今回は本気でそう思っています。VR楽しみ過ぎるんですよ。

ただ、製造業に多少ながらも関わっている身としては、新たな市場を開拓する商品の生産計画が難しいことも知っています。

製品の開発イメージ画像

新製品を開発し、さらに大量のモノを製造するのには非常に色々なことを考慮しなければいけません。そもそも開発段階で発売日が決まってしまうこともありますので、調達や製造、流通まで含めた計画が崩れてしまうことも普通にあります。

市場予測はされるものの、実際に大量の在庫を抱えるリスクは避けたいと思うのが経営というものです。いきなり大規模な生産設備を投資することにはどうしても慎重になります。部品などの調達も考えなければいけません。

そもそもサプライヤに部品を発注しても、納期に間に合うかどうかはサプライヤ次第な部分もあるし、受入の際に品質が充分かどうかチェックもしなければいけません。

今回はSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)がどんな生産計画でいるのかを明らかにしていないので何とも言えない部分ではありますが、新しい市場開拓だったがゆえの難しさみたいなものはあるのではないかと想像します。

同じくVR製品であるOculus Riftも出荷が遅延になってましたからね。

期待感と現実のギャップを埋めるて失望リスクを下げてほしい

買い物イメージ画像

私個人としてはPlayStation4で日々遊んでいるファンなので、あまり文句は言いたくありません。なるべく早く手に入るように頑張ってもらいたいという気持ちでいっぱいです。

ただ、マーケティングにも関わっていたことがある身としては、予約受付が可能な台数が少ないのであれば期待感ばかり煽りすぎることは止めて欲しいと考えます。

さすがに品薄商法をしたかった訳ではないと思いますが、あまり印象は良くないですよね。

事前に「初期出荷台数は少ない」という旨を明らかにしてもらえれば、ある程度のギャップは埋められたのかも知れません(その分、転売ヤーは増えると思うけど)

Twitterを見ていると多くの人が失望やら怒りの声が上がっているのを見ると、期待感が上がりすぎている中での予約できないという事態はあまりよろしくないですね。

これは新製品だけに関わる話ではなく、ゲーム雑誌のレビューでも「面白い!大特集!」と期待させておいてクソゲーだった時の状態と似てますね。


PS VRがエンタメの世界を変える新製品には変わりはない

不満を述べてしまいましたが、PlayStationVRには非常に期待しています。VR端末が約5万円で手に入るということも本当に驚くべきことだと思います(PS Neoの存在も気になりますね)

かつての任天堂バーチャルボーイは先取りし過ぎて全く売れませんでしたし、3Dテレビもイマイチ盛り上がりませんでしたが、VRは本物だと感じています。

VRはゲームだけの話ではなく、他のエンターテインメントやビジネス用途でも当たり前に普及すると私は確信しています。

二次情報が多くなってしまうかもしれませんが、VRに関しての記事も増やしていきたいと思っています。

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この記事を書いた人
もぐ

5歳からファミコンを始めて今では立派なおっさんゲーマー。元システムエンジニアで、システム開発にも関わっています(お問い合せはこちらまで)

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