初代PlayStation時代の名作RPGとして今でも高い評価を受けているファイナルファンタジーVII。
今と比べると当時はまだ粗削りの3Dポリゴンによる角ばったグラフィックのキャラクターでしたが、20年以上の時を経て最新グラフィックで生まれ変わったリメイク作品が2020年4月10日に発売されました!
そんな「ファイナルファンタジーVII リメイク」の主要キャラクター5人がトレーディングアーツとして登場しました。
今回は全5種類をBOXで購入しましたので、各キャラクターの造形をレビューしていきたいと思います!
ファイナルファンタジー VII REMAKE トレーディングアーツ
発売元:スクウェア・エニックス
種類:全5種類
サイズ:高さ90㎜~106mm
「トレーディングアーツ」というのは、スクウェア・エニックスの自社キャラクターをフィギュア化した商品シリーズとなります。
ファイナルファンタジーシリーズを中心に、ニーアオートマタやヴァルキリープロファイルなどが商品化されましたが今回はFF7リメイクがテーマとなっています。
FF7にはさまざまなキャラクターが登場しますが、主人公をはじめとした主要5キャラクターがフィギュア化されました。
▼ラインナップ
- クラウド・ストライフ
- ティファ・ロックハート
- エアリス・ゲインズブール
- バレット・ウォーレス
- セフィロス
「FF7リメイク」全5種類の開封
今回はBOXとして5つが同梱された商品を購入しましたが、中には1つ1つのパッケージが入っています。
店頭に並ぶときはこちらを1つ1つ購入することが可能なようですが(私はネット通販で購入)、どの箱にどのキャラクターが入っているのか分からないような仕様になっています
そのため、欲しいキャラクターがある場合でも5分の1の確率を引き当てるのはなかなか難しいと思いますので、基本的にはBOXまとめ買いが良いと思います!
裏面には注意書きなどが記載されています。
そこまで複雑な商品ではないですが、壊れやすいことも関係してか対象年齢は15歳以上となっていますのでご注意ください。
各フィギュアはこのようにビニールに包装された状態で箱の中に入っていました。
一部のキャラクターには、重量の差を均等化するためか黒い重りが同梱されていました。
「FF7リメイク トレーディングアーツ」各キャラクター造形
クラウド・ストライフ
まずは主人公であるクラウド・ストライフから見ていきます。
パーツとしては頭部・動体・バスターソード・土台の4つとなっています。
バスターソードの柄の部分に手首が付いている形になっています。
組み立てるとこんな感じ。
顔つきや服装などのバランスがなかなか良いと感じました。
ズボンの皺がいい具合にリアルさを醸し出してくれています。
クラウドの後ろ姿がこちら。
バスターソードに突起があり、この突起を背中に挿す仕様になっているのでそこまで外れにくくはないです。
ちなみに普段クラウドはバスターソードを背中に背負って移動しているのですが、剣をどこに引っ掛けているのかの謎はここでは解けませんでした…(笑)
ティファ・ロックハート
クラウドの幼馴染でヒロイン的存在のティファ。
全身が1つのパーツになっているため、フィギュアと土台しか入っていません。
今回のトレーディングアーツの中で随一のシンプルさです。
ティファの正面からの姿がこちら。
ファンにとっては抑えておきたいポイント、ショルダーベルトはしっかりと胸の横を通るような造形になっています。
ただ、顔の造形は少し違和感があると感じました。ちょっと違いますね…。
ティファの後ろ姿はこんな感じ。
ロングヘアの先の方をゴム紐で結ぶ独特のヘアスタイルが再現されています。
個人的には、全体的に塗りの粗さが気になってしまいましたが…。
エアリス・ゲインズブール
物語の鍵を握る謎の美女エアリス。
魔法を得意とするエアリスらしく、ロッドがパーツとして組み込まれています。
ロッドに手首が付いているためこれを本体とくっ付けるわけですが、エアリスの腕が細すぎるので折れないように慎重な作業が必要でした。
エアリスの正面からの姿がこちら。
破天荒の行動とは裏腹の清楚な服装が再現されています。高い所から落としたら壊れそうほど華奢な体型をしています。
写真だと少し分かりにくいかもしれませんが、思いのほか顔の造形はしっかり作られていました。
エアリスの後ろ姿はこんな感じ。
斜めに持つロッドが特徴的と言えます。
スカートやジャケットの皺などが再現されていますが、塗りは少し甘めでした。
バレット・ウォーレス
アバランチのリーダーで強面ながらも茶目っ気溢れる男バレット。
特徴でもある右手のギミックアームのガトリングが別パーツとして入っています。
これまでご紹介した3人には重りが入っていましたが、バレット自体が大きいためか重りは入っていませんでした。
バレットの正面からの姿がこちら。
重量級のキャラクターだけあって迫力があるだけでなく、バレットは造形も塗りも非常に素晴らしいと感じました。
サングラスをしているため顔の作りがシンプルなのが功を奏しているのかもしれませんが、ゴツゴツとした雰囲気がとにかくカッコいいです!
バレットの後ろ姿はこんな感じ。
筋肉の質感や各部位の皺感などもうまく表現されていると思います。左腕のタトゥーもしっかり入ってます。
今回の5人の中で、個人的には一番良い仕上がりだと感じました!
セフィロス
クラウドの宿敵であり、今回唯一敵キャラの中からフィギュア化されたセフィロス。
背が高いためか、頭部パーツが別となっています。頭部・胴体・長刀・土台に分かれています。
セフィロスと言えば体よりも長い刀「正宗」も特徴的です。
セフィロスの正面からの姿がこちら。
髪形のせいか顔部分の面積が非常に狭いのが気になりましたが、特徴はよく捉えていると思いました。黒のコートの雰囲気もカッコいいです!
ただやっぱり刀が長すぎます(笑)
セフィロスの後ろ姿がこちら。
左へとなびく銀色の長髪が目立ちますが、それ以上に長い刀のおかげでとにかく横幅があるのが特徴的です。
作りが華奢なので、飾る時はうっかり刀を折らないように細心の注意が必要です。
「FF7リメイク トレーディングアーツ」の注意点
最後に一つ、実物を見ていない方に注意点があります!
これまで各フィギュアの写真を掲載してきましたが、「FF7リメイク トレーディングアーツ」の実物はかなり小さいです。
比較できるようにリップクリームと並べて撮影してみましたが、フィギュア自体は高さ10㎝程度のサイズ感になっています。
【まとめ】FF7リメイク トレーディングアーツ買いかどうか
最後に注意点を述べさせてもらいましたが、定価のわりにはフィギュア自体が小さい商品だと感じました。
サイズ感を小さくしつつその分造形や塗り分けをしっかりしたとも考えられますが、もう少しボリューム感が欲しいところ。
好きなキャラクターを個別に購入することができない販売方法なことも踏まえると、なかなかおすすめしにくい商品だと感じました。
ただ、FF7が好きなファンの方にはコレクタブルアイテムとしてBOXで買っておいても良いとは思います!
5人並べて飾っておくと雰囲気が出ていいですよ!(セフィロスは横に長いですが/笑)