2019年9月26日に遂にDead by Daylight(DbD)のNintendo Switch版がリリースされました!
PCでプレイできるDbDが2016年6月にSteam版がリリースされて早3年ちょっと。PS4版に移植されただけでもすごいと思いましたが、まさかSwitchにも移植されるとは思いもしませんでした。
今回はPC版・PS4版どちらも所有してプレイしている私が、実際にSwitch版を購入してプレイして感じた感想をつらつらと記していきたいと思います。
Nintendo Switch版の仕様・特徴
まずはニンテンドースイッチ版特有の仕様や特徴と言える要素を先に紹介したいと思います。
これからSwitch版の購入を検討している方の参考になれば幸いです!
Dead by Daylight初の携帯ゲーム対応
2019年内にはスマホゲームとなるモバイル版のリリースが予定されていますが、一足先にニンテンドースイッチ版が携帯ゲーム対応を実現しました!
SwitchはTVゲーム機にも携帯ゲーム機にもなるハイブリッドな仕様になっていますが、もちろんDead by Daylightもその両方のモードにも対応しています(テーブルモードにも対応)
わりとシビアなオンライン対戦ゲームなので回線が弱いと厳しいですが、一応これでいつでもどこでもDbDを楽しむことができるようになりましたね!
携帯モードの詳しい感想は後ほど述べたいと思いますが、正直なところ操作性は厳しいものがあります💦
しかし、ちゃんとプレイは可能です!慣れれば違和感もなくなるかもしれません。
あと、友人等のみんなでSwitchを持ち寄ってその場でワーキャーいいながらプレイできるのはPC版・PS4版ではなかなか難しいので、これはSwitch版の非常に大きなメリットと言えます✨
【サバイバー】初期プレイアブルキャラクター
Switch版は他プラットフォームである程度DLCが展開されていることとソフト価格も考慮してか、初期から使用可能なサバイバーが多めに用意されています。
初期プレイアブルサバイバーは11人となります!
- ドワイト・フェアフィールド
- メグ・トーマス
- クローデット・モレル
- ジェイク・パーク
- ネア・カールソン
- エース・ヴィスコンティ
- ウィリアム・”ビル”・オーバーベック
- フェン・ミン
- デイビッド・キング
- ケイト・デンソン
- アダム・フランシス
- スティーブ・ハリントン
- ナンシー・ウィーラー
- ジェーン・ロメロ
- アシュレイ・J・ウィリアム
- ジェフ・ヨハンセン
しかし、残念ながら「エルム街の悪夢」コラボとなる“クエンティン・スミス”はSwitch版では不参加のため、クエンティンの固有パークは聖堂で入手する必要があります。
また、DLC対象キャラクターはストアで有料のコンテンツを購入するか、ゲーム内通貨である”オーリックセル”購入あるいは”イリデスントシャード”を貯めてゲーム内で解放する必要があります。
【キラー】初期プレイアブルキャラクター
サバイバーと比較するとキラーは若干少なめですが、初期プレイアブルキラーは9体となっています!
- トラッパー
- レイス
- ヒルビリー
- ナース
- ハグ
- ドクター
- ハントレス
- クラウン
- スピリット
- デモゴルゴン
- ゴーストフェイス
- プレイグ
- リージョン
- ピッグ
- シェイプ
- カニバル
キラーでも残念ながら「エルム街の悪夢」コラボとなる“ナイトメア(フレディ)”は不参加です。
コラボキャラクターは版権や契約などの問題があるようで、Switch版での実現は難しかったのかもしれません。
不参加キラーの固有パークは聖堂で登場します!
標準でコスチュームパック2種と限定スキン
Switch版DbDには、嬉しいことに標準で2種のコスチュームパックが収録されています。
- コスチュームパック「イカした頭」
- コスチュームパック「The80’s Suitcase」
私はこれらをPC版で有料コンテンツとして購入していますので、コミコミなのは良いサービスだと思いました。
さらにNintendo Switchソフト限定アイテムとして、「トラッパーオリジナルスキン」も収録されています。
こちらはSwitchでしか入手できないスキンですので、トラッパーでプレイする際はぜひ使用してみてください!
【※他PFでも実装済み】先行して専用サーバー化を楽しむことができる
DbDはもともとキラーがホストとなって、各サバイバーはキラーと通信することで対戦プレイを実現する通信方式を取ってきています。
それに関しては様々な弊害が出ていることもあって、かなり以前からSteam版・PS4版での専用サーバー化の計画が進められてきました(2019年内に実現予定)
その専用サーバー化はNintendo Switch版だとリリース当初から実現されています。つまり、Steam版・PS4版プレイヤーよりも一足先に堪能することができるわけです!
実際に初めてDbDをプレイする方にとっては専用サーバーのメリットを感じることはほぼないと思いますが、Pingが安定しているというのは実はDbDにとってすごいことなんです!
これによって切断対策を運営が取りやすくなったりするはずなので、プレイする際は無闇に切断しまくるなどの行為をしないようご注意くださいね。
Nintendo Switch版Dead by Daylightをプレイした感想(PS・PS4版との比較)
ここからは、実際にSwitch版をプレイしてみて感じた感想などを述べていきたいと思います。
総評として、他プラットフォーム版よりはどうしても見劣りはするものの、操作性に慣れることさえできれば十分普通にプレイできる仕上がりにはなっていると感じました。
ただ、携帯モードは画面も小さいし操作性も良くはないのでその辺は妥協というか割り切りは必要そうです。
- グラフィックはPS4版よりも若干劣る(PC版の画質LOWくらい)
- フレームレートは体感で30fps以下、全体的にカクつく
- スキルチェックがズレやすい(グレート狙いにくい)
- コントローラー操作がPS4版よりも難しく感じた(感度調整が微妙)
- ロードが全体的に長い
- 画面間の切り替わりが全体的に遅い
- 携帯モードで遊べるのはラクチンで楽しい
- ただし携帯モードだとコントローラー操作が激ムズ(スティックの反応が良すぎ)
- あとSwitchの画面だと小さいと感じてしまう
- 専用サーバー化されているのは良ポイント
- しかし時々ワープする(ラグ?)
- 発売初日はサバイバーはすぐにマッチング、キラーはわりと待つ
- ナイトメア(フレディ)、カニバル(レザーフェイス)、クエンティン・スミスが不参加なのは残念
- オーモンド山は足跡全然見えなくてキラーだとしんどい
- オープニングムービーは他PFと共通
- バグがわりと多いのはご愛敬か
ここからはいくつかポイントを絞って見てみようと思います!
Switch版Dead by Daylightのグラフィックは悪い?
ハードのスペック差があるのでどうしようもない部分だと思っていますが、Switch版のグラフィックはPC・PS4版よりも劣ります💦
同じ家庭用ゲーム機であるPS4版と比べてもパッと見で分かるほど粗いと感じます。
ただ、個人的にはグラフィックよりも描画速度の遅さの方が気になりました。Switch版だとフレームレートの上限が30fpsのようなのですが、30fpsもあまり出ていないように感じました。
つまりどういうことかと言うと、”カクカクする“ということです。
そのためスキルチェックがどうしても滑ってしまうので、グレートを狙うのはかなり難しいと感じました。
また、Nintendo Switchはドックに挿してTVモードで動かすときと携帯モードで動かすときでは本体自体の処理性能が変わる仕様になっています。主にバッテリーで動かすことを想定されているため、省エネにするために携帯モードではあえて性能が落ちるようにしているようです。
本記事に掲載している画像はすべてTVモードのときにスクリーンショットを撮ったものですが、携帯モードだと画質はさらに落ちるように感じました。
とは言え、本作に限っていえばグラフィック自体がゲーム性に影響を与えることはほとんどありませんので、そこまで気にする必要はないと私は思います(やはりフレームレートの方が影響大きいです)
Switch版Dead by Daylightの操作性は悪い?
ネガティブな話ばかりで申し訳ないのですが、PS4コントローラーやXboxコントローラーと比べてしまうとSwitchのJoy-Conは操作性が悪いと言わざるを得ません。
一般的なゲームコントローラーと比べるとアソビの部分が少ないので、スティックをちょっと傾けただけでも思った以上に移動してしまいます。普段PCやPS4もプレイしている私としては、正直難しいと感じてしまいました。
とは言え、全く操作できないというわけではありません!慣れればある程度スムーズにプレイできるとは思います。
そのため、プレイする際には設定画面で自分にピッタリの感度値をまず探ってみてください!
後述しますが、できればProコントローラーなどの別売りコントローラーを使うとより快適にプレイできると思いますよ。
携帯モードで遊べるのはやっぱり快適!
色々とネガティブなことを書いてきましたが、わざわざテレビやモニタの前に座らずともSwitch本体を持ち上げてサクッとゲームを始められるのはやはり超快適です!
画質も粗いですし操作性も難しいですが、ある意味それは他のプレイヤーも同じ状況と言えます。大変なのはみんな一緒!
そう考えると、ホラーゲームではありますが気持ちをリラックスさせてカジュアルに対戦プレイができるような印象を受けました。画面が小さいせいか、緊張感も小さくて済みます!(?)
ローカル対戦には対応していませんが、通信環境さえ整えばみんなでSwitchを持ち寄ってその場でワイワイとカスタムマッチを楽しむこともできます。
PC版やPS4版ではなかなか実現できない、友人や家族とその場でリアルな興奮を味わえるというのはSwitch版ならではじゃないでしょうか!
Switch版Dead by Daylightで発生しているバグ一覧
もはや「デドバイと言えばバグのデパート」というくらいバグの多いゲームですが、Switch版でもそのバグが猛威を奮っております。
私自身経験したものやTwitterなどで観測された口コミなどをもとに、バグ一覧を列挙させてもらいます。
- ゲームを再起動するごとにランクリセットが発生する
- 無限ロードバグがたまに発生する
- ハントレスの手斧がアドオン無しでも一撃になる場合がある
- クラウンの毒ガスで生存者が連続して悲鳴を上げる
- 生存者がゲートから出られない場合がある
- Switchのユーザー設定のブロックリストに1人でもいたらフレンドマッチ不可
- 日本語のフレンド名文字化け
- ボタンを押したままなのに途中でキャンセルされることがある
- スキルチェックの時に立ち上がってしまう
- 完了した生存者のデイリーリチュアルの報酬を受け取れないことがある
- 生存者で左スティックを斜めに倒しているとき最大速度で走れないことがある
ただ、もともと規模の小さいインディーゲームからスタートしている上にバランス調整の難しい非対称ゲームということもあります。
そのため、修正アップデートが入るまではみなさん生暖かい目で見守っていただくのがよろしいかと思います。
Switch版からDead by Daylight始める方へのアドバイス
DbDはゲーム実況でも非常に人気のタイトルということもあり、今回のSwitch版からプレイを始めるという初心者の方もいらっしゃるかと思います。
私は普段PC版をメインに遊んでいますが、コントローラー派なのでコントローラー自体には慣れているものの、Switch版はそれとは違う難しさを感じました。
その辺を踏まえて、私個人が思うアドバイスをさせて頂こうと思います。
ちなみにサバイバーの立ち回り術に関しては以前↓こちらの記事をアップしていますので、そちらも参考にして頂ければと思います!
慣れるまでは負けまくっても仕方がない
実況動画をよく見ている方の中には、「イメージトレーニングは完璧だから楽勝だぜ」と思っている人がいるかもしれません。
私も3年くらい前に実際にプレイするまではそう思っていた節があるのですが、実際にやるのと見るのとでは大きく違います!
想像していたよりも100倍怖いし、生存者で後ろを見て走るのは難しいし、キラーで追いかけて攻撃を当てるのは容易ではないことが分かると思います。
まずは恐れずにバンバン対戦を繰り返してください。100回くらい対戦を繰り返せばマジで慣れます!
キラーでプレイしているときも生存者全員から逃げられてしまったり、煽りプレイをされたりと悔しい思いをするかもしれませんが、それらも徐々に慣れていきます(笑)
ヘッドフォン・イヤフォンは必須レベル
実際にプレイしてみると分かりますが、DbDは視覚以上に音が重要なゲームです。
サバイバーでプレイしている時はキラーの足音や息遣い、キラーでプレイしている時はサバイバーの足音や呻き声なんかが大事なヒントになります。
そのためにはなるべく音量を上げなくてはいけないため、日本の住環境だとスピーカーには限界があると思います。そして、より正確な位置を把握したいのであればヘッドフォンが最適と言えます。
TVモードで遊ぶときも携帯モードで遊ぶときも、なるべくヘッドフォン・イヤフォンを装着できるように準備されることをおすすめします!
Proコントローラーなど別売りコントローラー推奨
せっかくの携帯モードということもあり、試しにJoy-Conでプレイしてみました。そしたら思いのほか、右スティックの操作性が難しい…。
感度調整をいじっても、スティックのアソビが少ないせいか思っている以上に視点移動が激しくなってしまいます(余計にカクカクする)
こればかりはJoy-Conの仕様とも言えますので、より快適にプレイしたいのであればProコントローラーなどの別売りコントローラーの方が望ましいです。
私は純正のProコントローラーを使用していますが、価格が高い上に評判もそこまでよくなかったりするので、サードパーティ製のものも含めて検討してみてはいかがでしょうか!
勝率を高めたければTVモード推奨
先ほど音が重要だと述べましたが、当然ながら視覚も重要です。サバイバー・キラーそれぞれを視野に入れないといけないですからね。
特にキラーの場合はサバイバーを索敵する必要があるので、マップの隅から隅まできっちりと探さなければいけません(色が黒いステルス系のキャラ・スキンは特に厄介です)
通常版のNintendo Switchの液晶画面は6.2インチ(1280×720ピクセル)、Nintendo Switch Liteだとより小さく液晶画面は5.5インチ(1280×720ピクセル)になります。
TVモードだと画面サイズは人それぞれではありますが、だいたいが数十インチになるのではないでしょうか。そうするとこれがそのままハンデに繋がってしまいます。
もちろん慣れてしまえば携帯モードでも全然問題ないとは思いますが、より有利な環境でプレイしたいのであればTVモードがおすすめです!
他にも気付いた点が出てきたら、随時追記していきたいと思います!
Nintendo Switch版Dead by Daylight まとめ
安くても10万円以上するPCや据え置き機として性能の高さを誇るPS4と比べると、Nintendo Switchはどうしても処理性能が劣ってしまいます。
そのため比較するとどうしても粗が目立ってしまいますが、普通にプレイする分には充分遊べるレベルには仕上がっていると私は感じました。
PS4版はキラーの過疎化が進んでマッチングに時間が掛かってしまいますが、Switch版はすべての人がレベル1からヨーイドンでのスタートですので、白熱した対戦をしたいのであればSwitch版が良いのではないでしょうか。
バグが多かったりグラフィックがカクついたりと悪い口コミが気になって購入に踏み切れない人も多いようですが、そんなものを超越してしまうほどDbDは超面白いゲームです。
実況動画を見るのも楽しいですが、自分でプレイするのはその何倍も楽しいですのでぜひ一度プレイしてみてください!
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