Apple Payが組み込まれたiPhone7は最強のおサイフケータイになることは間違いなさそう

iPhone7/iPhone7 Plusなどが本日未明に発表になりました。私はもともとiPhone3GSからiPhoneを愛用していましたので、毎年注目しています。

ただ、実はiPhone5sを最後にAndroidをメインスマホに変えたんです。というのも、Androidはハードウェアに関してはメーカー任せの部分が強いのでまあいいとして、UIの作りや機能性がAndroidの方が進んでいると感じてAndroid端末を選択したんです。

ただ、今回の日本向けiPhone7の発表を受けて、再びiPhoneを使いたいという気持ちが強くなりました。iOS部分に関してはまだ充分把握しきれていないですが、ハードウェアに関しての進化がスマートフォンとして素晴らしいものだと感じたからです。

それらについては別途まとめたいと思いますが、何より私が一番革新的だと感じたのが「Apple Pay」です

ガラパゴス感が強く、成功と言えるものにはならなかったいわゆる「おサイフケータイ」に似ていますが、それと一括りにしてはいけないものだと思います。ガラケーやAndroid端末で使えるFelica対応のものとは、使いやすさの次元が違うと感じました。

iPhone7やApple Watch S2はFelica対応のもののApple Payの利用開始は2016年10月下旬頃ということで使用感が分からない状態で話すことにはなってしまいますが、仕様を見た上でどんな点で使いやすく最強であるのかを思うところを述べたいと思います。

※本記事上のApple製品に関する画像はApple公式サイトから引用しております

従来のおサイフケータイは設定がめんどくさくて使いにくかった

私はガラケー時代にNFC対応の携帯電話を使っていたのですが、当時持っていたクレジットカードに三井住友VISAがあったんですね。三井住友VISAには携帯電話向けの「iD」が用意されていたので、試しにと思いサービスの申し込みをしました。

ただ、当時はiDに対応した店舗が非常に少なかった記憶があります。使えるお店が少ないと、結局使う機会もなく、存在もどんどん忘れていきました…。

そしてガラケーで機種変更する時って、NFCの情報(設定)は引き継げませんでした。改めて設定するのもめんどくさいし、そのまま使わずにそのままになってしまった経緯があります。

※つい先日、三井住友VISAから携帯型iDはサービス廃止という連絡も来ましたので、結局普及しなかったんだなあとしみじみしていたところでした。

あと、当時は東京で生活していたので毎日のように電車に乗っていました。ですのでSuicaは必須だったのですが、当時のモバイルSuicaはビューカードじゃないとチャージできなかったんですよね。

JRのクレジットカード囲い込み戦略の一環だったのかもしれないですが、クレカを無闇に増やしたくなかったので、この点が不満でモバイルSuicaは使いませんでした。

iDを日常使いし始めて電子マネーの便利さを知った

そんなこともあり、しばらく電子マネーと呼ばれるものはSuicaカードくらいしか使わなかったんですよね。

Suicaなどの交通系ICカードはプリペイド型なので、売店や自動販売機などを使うために多めにチャージしなければいけません。地方在住に変わって電車に乗る機会が減ったこともあるので、ICカードにいつ使うか分からないお金をチャージするのがなんか抵抗ありまして…。

ただ、毎日コンビニは利用するので、朝の混雑したレジでお金の出し入れをする面倒さは感じていました。

電子マネー

そういうこともあり、iDとQUICPayに対応したクレジットカード「Orico the Point」を持つようにしたんです。利用分のポイントが1%付くこともあり、積極的に使うようにしました。

実際に使い始めて分かりましたが、iDやQUICPayのようなポストペイ方式(後払い型)のICカードは非常に便利であるということがよく分かりました。使った分はあとからクレジットカードの請求と一緒なので、いちいちチャージ金額を気にする必要もありません。タッチする時間も一瞬なので、レジの時間も短縮されます。

唯一の問題点と言えば、「iD払いで」と伝えてもEdyと聞き間違えられることでしょうか…(笑)

最近はコンビニだけでなく、イオンなどの大型店やレストランなどでも普通に使えるので、こまめにATMに寄る必要がなくなったのも大きな利点ですね。




Apple PayではどのクレジットカードでもiDやQUICPayが使える

iDはNTTドコモが開発し運営しており、QUICPayはJCBとイオンクレジットが開発した電子マネー決済サービスです。

どちらも基本的には、対応した非接触リーダーにかざせば決済が完了し、後で請求されるという点では一緒です。ユーザー視点で考えると、使えるお店や場所が異なるという点だけです。

ただ、従来これらのポストペイ方式の電子マネーを使うためには、対応したICカードを用意する必要がありました。いわゆる「おサイフケータイ」に対応しているサービスもありましたが、基本的にはそれらの電子マネー決済に対応したクレジットカード会社に申し込むのが普通です。

そのため、クレジットカードを現在使っている人でも、iDやQUICPayに対応したカードでなければ意味がないことがほとんどでした。

しかし、Apple Payの仕様を見てみると、iDやQUICPayに対応したクレジットカードでなくてもiDやQUICPayを使えるようになるようです。

ここは非常に大きなメリットだと思います。


クレジットカードの勧誘は非常に多いですが、あまり多くクレジットカードを持ちたくないと考える人は多いのではないでしょうか。私もなるべく厳選したいと考える人間の1人です。

そういう今持っているカードでもApple Payを介せばiDやQUICPayが使えるというのは便利だと考えます。

※どちらの規格が使えるのかは、そのクレジットカード会社によって異なるようです。

電車に乗る人はSuicaカードよりApple Payの方が便利だと思う

また、毎日電車に乗る方には、iPhone7やApple Watch S2でこのSuicaが使えることも大きなメリットだと感じました。

私も打ち合わせや出張などで電車を使いますが、いちいち財布を出すのは面倒なんですよね。あと、基本的にギリギリのチャージをすることが多いので、毎回券売機のところで往復分をチャージしています

…これじゃ切符と大差なくなってますね(笑)

リリース当初はSuicaのみで他の交通系ICカードには対応していないようですが、Suicaカードを1つ作ってしまえばJR以外の交通機関でも相互運用されているので、全国のほとんどで問題なく使えるのではないでしょうか。

※定期券の場合は、Suica以外だと使えなさそうので残念ですが…。


また、iDやQUICPayをApple Payで利用する場合には、セキュリティ確保のためにアプリを起動しTouch IDに指を載せたまま使う必要があります。

しかし、改札機では歩きながらかざす必要があるため、この動作をせずとも利用できるようになっています。

SuicaへのチャージもApple Pay上で簡単にできるので、チャージ式であるデメリットを極力抑えることができるのも大きいですね。

Apple Payの方が一体型クレジットカードを使うよりセキュリティ的に安全かもしれない

コンビニで毎日iDを使っているので、その都度コンビニのレジ端末にクレジットカードをかざしています。なるべく最低限の時間だけかざすようにしているのですが、やっぱりクレジットカードの番号と有効期限が見える状態をキープするのって気持ち悪いんですよね。

かと言って、裏返せば名前とセキュリティコードがもろ見えしてしまうので、それも気持ち悪いです。

クレジットカードの不正利用は、ちゃんとクレジットカード会社が保証してくれるのでその点は安心なのですが、できればあまり見せたくない情報ではあります。行列になっているレジの前では特に控えたい行動です。

しかし、Apple Payであればカード番号や有効期限などの個人情報が画面上に見えません(公式サイト上ではそのように見えます)。

まだリリースされていないので実際と異なる可能性はありますが、わざわざ表示させるとも思えないので、この点に関してみると、Apple Payの方が安全な気がします。


「スマホを落としたら悪用されちゃうのでは?」という意見もあるかもしれませんが、それは財布を落とした時も同様にリスクがあるので比較するものでもないと思います。

というか、Apple PayでiDやQUICPayを使うときはTouch IDが必須なので、クレジットカードを落とすよりも全然安全ですね。




多くの人が電子マネーを使えばコンビニの行列がなくなる

コンビニエンスストアは便利なので多くの人が使いますが、その多くの人の利用する時間帯が重なることはしばしばあります。

朝の時間帯など急いでるときほど、レジの前に並ぶ行列にイライラしてしまいます。小銭を探す時間って結構掛かってしまうし、お金の受け渡しそのものもそこそこ時間が掛かりますからね。

しかし、多くの人が電子マネーを使うようになればそういった行列もなくなるかもしれません。そういう風に技術が世の中を便利にするのっていいですよね。

そんなことを思い浮かべると、iPhoneがNFC対応することはガラパゴス化だと揶揄されますがやっぱり日本向けiPhone7やApple Watch2は素晴らしい製品だと感じています。

9月9日から予約が開始されていますので、気になる人は価格などの条件を見てみてはいかがでしょうか。