アイリスオーヤマの「3口IHクッキングヒーター」を使ってみてIHの良さが分かった!【商品レビュー】

IHクッキングヒーターイメージ

もうだいぶ時間経ってしまいましたが、昨年末に引越しをしたんです。引っ越しすることが決まってから1ヶ月で全てを追えるスケジュール感だったので、物件を決める時に細かいところまでは見切れなかったんですね。

かなり好条件の物件だったこともあって即決したのですが、よくよく設備を見てみるとガスが「プロパンガス」だったんです。

悪名高き「プロパンガス」物件でガスコンロなんて使ったら、光熱費がとんでもないことになる・・・。

そう思い、ちょうどコンロは持ち込みの物件だったので、ガスコンロにはせずにアイリスオーヤマ 3口IHクッキングヒーター(IHC-S313-B)を購入して使っています!

これが値段の割に予想以上に良い商品だったので、賃貸物件にお住まいの方やIHクッキングヒーターが気になっている方の参考になればと思い、詳しくレビューしてみたいと思います。

IHクッキングヒーターを使い始めた経緯

これは私の場合の理由なのですが、かつて独り暮らししていた時にプロパンガスの物件に住んでいたことはあるんですよね。

社会人の独り暮らしだったので、ご飯も外で食べるかお弁当を買ってくるかぐらいでガスを使うのはシャワーとお湯を沸かすくらいだったのですが、プロパンガスはすごい高かった記憶があるんです。

プロパンガスは全般的に都市ガスに比べると2倍以上高いことがザラなので、「あ~プロパンガス物件選んじゃった~しまった~」という状況に陥ってしまったのです。前の物件を出る日取りももう決まって急いでたし、プロパンガス以外の条件は非常に良かったこともあって、そのまま契約までに至りました。

その物件はコンロがなかったので、ガスコンロを探しに電気屋さんに見に行ったんですね。で、コンロが置いてあるコーナーを物色していると、横にはIHクッキングヒーターも陳列されていました。

「あれ、IHにすればガス代抑えられるんじゃない?」

と思ったことをきっかけに色々と商品を探して、最終的に購入を決断したのがアイリスオーヤマの「IH3口クッキングヒーター」になったということが経緯になります。

ガスコンロとIHクッキングヒーターの違い

では、IHクッキングヒーターの良さを語る前に、前提知識としてコンロそのものついて触れておきたいと思います。

ガスコンロ

ガスコンロ」と一口に言っても、住んでいる物件のガスが「都市ガス」か「プロパンガス」かによっても、購入すべきコンロが異なってきます。

同じ可燃性のガスではありますが、「都市ガス」はメタンを主な成分に持つ天然ガスであるのに対して、「プロパンガス(LPガス)」はプロパン・ブタンを主な成分に持つ液化石油ガスということで、原料も性質も異なります。

そのため、使用するガスコンロもガスの種類に応じて使い分けないといけないんですよね。もし異なる種類(対応していないコンロ)のものを使おうとする、「炎が上がる」「一酸化炭素中毒」などの危険な事故に繋がる可能性があります。

賃貸物件に備え付けられていればそのまま使えばいいのですが、付いていない物件であれば自分で持ち込まないといけません。もし、引っ越し先の物件がこれまで使っていたガスとは異なる種類であれば、ガスコンロも買い換えないといけないのはデメリットですよね。

さすがに使い古したガスコンロは油にまみれているので、リサイクルなどで売るにしても良い値は付かないでしょうし(^^;

IHクッキングヒーター

対してIHクッキングヒーターは、電気を用いて熱を発する装置です。ガスコンロはガスを燃料に「炎」を出しますが、IHは機器内部にある磁力発生コイルに電流を流すことで、なべ底にうず電流が流れてその結果発熱するという仕組みになっています。

平たく言えば「電気を流すと中のコイルが熱くなる」ものだと考えてもらえばよいです。

詳しくはこちらのサイトを参考にして頂くのがよいです。

引用 –  火を使わないIH調理器の仕組み | TDK Techno Magazine

ですので、一般的な電源コンセントが付いている建物(場所)であれば、簡単にIHクッキングヒーターを使うことができます

電圧は100Vのものもあれば、200Vのものもあります。通常の賃貸物件の電源はたいてい100Vなので、一般家庭で使う分には100V対応のIHがあればよいと思います(但し、分譲物件や戸建て物件などで200V電源を引っ張っていることもあるかもしれません)

IHは電気を使うので「電気代が高くなるイメージ」がありますが、その物件のガスが「都市ガス」か「プロパンガス」かによって大きな差が出てくると考えられます。

ガスと電気代の差

こちらは今回ご紹介する商品のメーカーホームページに載っている内容になりますが、それぞれ同じ熱量を作り出すために掛かるコストはこのようになっています。

IHクッキングヒーターコストメリット

引用 – IHC-S313-B 3口IHクッキングヒーター | アイリスオーヤマ

ガス代はその時の資源価格によっても左右してくるので、必ずしもこの比較の差になるわけではありませんが、それでもIHの電気代は都市ガスを使った場合と大差ありません

対してプロパンガスは2倍近いコストが掛かってしまいます。

平方メートルあたりの単価を見てもらえば分かりますが、都市ガスとプロパンガスでは単価に約4倍ほどの価格差があります。

火の加減をうまくできずにプロパンガスを使うと、もっとひどい結果になるはずです。

IHの電気代と都市ガスを比較するとどちらでも良さそうですが、IHの電気代とプロパンガスを比較すると断然IHの方がコストパフォーマンスが高いことが分かりますね。




IHクッキングヒーターにして感じたメリット

アイリスオーヤマIHクッキングヒーターイメージ

ここからは、実際に我が家でこのIHクッキングヒーターを使い始めて感じたメリットを述べていきたいと思います。

キッチンが広く使える(広く感じる)

残念なことに、今回入居した物件は家賃のわりに部屋が広くて気に入ってるのですが、キッチンだけは狭いんですよ。まな板を置いたらスペースがほとんどない状況なんです。

でも、IHクッキングヒーター(ちなみに台付き)を置いてみて分かったのが、キッチンがコンロ部分まで広くなったような錯覚するほど広く感じることなんです!

ガスコンロだと、コンロ部分が突起しているし平たくないから「まさにコンロ置いてます!」という感じになってしまいますが、IHだと平面が増えるイメージなんですよ。

加熱中はダメですが、調理で使っていないときはちょっと物を置くくらいであれば全然問題ありません。下ごしらえする時はキッチンを広く使いたいので、材料とかをIHの上に置いてスペースが確保できます。

もしガスコンロにしていたら、キッチンが狭くてかなり不満が溜まっていただろうな~と本当に思います。

手入れのしやすさ

IHクッキングヒーターのメリットとしてよく挙がるのがこの「手入れのしやすさ」だと思うのですが、まさにその通りのメリットを享受できています。

手入れがしやすいとキッチンが綺麗に見えて気持ちいいです!

うちは特段料理をする時間が長い家庭ではないのですが、それでもガスコンロだと使っていくうちに周りが油まみれになっていきますよね。ガスコンロは五徳があって掃除しにくいせいか、料理した後もそのままにしてしまい、油と汚れが溜まっていくというのが一般的ではないでしょうか。

それがこのIHだと、料理した後でもさっと拭けばいいので、汚れが溜まっていかないんですよね。しかも汚れを拭くことを意識しないで出来ています。このヒーターはフルフラットでガラストップなので、ちょっと汚れが乗っているとなんか拭きたくなるんですよ(笑)

そのためいつもキレイな状態を保っています。これは意外でした。やっぱり手入れのめんどくささがガスコンロの油汚れの蓄積を生んでいたということがよく分かりましたね。

点きにくさがない&火力調整しやすい

IHを使うまでは使い方をよく分かっていなかったせいで驚いたのですが、全部パネルのボタン部分をタッチして操作するんですね。電源ボタンだけはプッシュ型のボタンになっているのですが、点火や火力調整、タイマーなど全部がタッチで済むのがとても楽チンでした。

以前住んでいた物件は備え付けのガスコンロだったのですが、使い続けていくと火が点きにくくなるんですよね。何度もカチカチッと回しても火が点かない時はめちゃくちゃストレスでした。ガスコンロの乾電池を交換しても、コンロ自体も劣化しちゃうんでしょう。

その点、IHだとそういう「火が点きにくい」という使いにくさがありません。「電源ON→加熱入」で温まり始めます。火力調整もボタンでピッピッと選ぶだけなので楽チンです。(速効性は弱いですが)

ガスコンロだと、「強火」とかそういう分かりやすい火力にする時は別にいいんですが、「中火」とか「弱火」とかだと調整しにくいじゃないですか。料理の勘と経験の世界ですよね。でも、IHだと火力がメーターとして視覚的に分かるので、直感的に火力を固定させることができます。

消えそうで消えない微妙な「弱火」を設定するストレスから解放されるのは結構大きなメリットです。

タイマー設定できて便利

この商品だけでなく、一般的なIHクッキングヒーターにはわりと当たり前のように付いている「タイマー機能」なのですが、これは実際に使ってみて便利なのがよく分かりました。

我が家だと子どもがまだ赤ちゃんなので、どうしても赤ちゃん中心の生活になってしまうんですよね(小さいお子さんがいるとどのご家庭もそうなかもしれませんが/汗)

そうすると、料理を作っても自分たちが食べるのは後回しなんてことがしょっちゅうあります。味噌汁とかの汁物は基本的に冷めている状態が当たり前になってしまっていますが、やっぱり食べる時は温ったかい状態で食べたいものです。

そういう再度温める時に、タイマーで時間を設定できるのはとても重宝しています。

温め直しする時って、ガスコンロの時は気付くと火に掛けているのを忘れてグツグツ熱くなってしまうことがしばしば。しかし、タイマーで例えば「中火で3分」とかしておけば、ちょうどいい温度に調整することもできますし、タイマーが切れれば音で知らせてくれるのでうっかりも防げます。

また、長時間火に掛ける必要のある煮物なんかも重宝しそうです。

この製品だと「1分~9時間59分」まで1分刻みで設定できるので、幅広い料理に対応できますね。

火が出ないから安心

うちはまだ歩くこともできない赤ちゃんなので今は特別メリットとして享受できている訳ではないのですが、将来的なことを考えると「火が出ない」というのはメリットだと考えています。

子どもって不思議なもので、火が好きなことが多くないですか?

・・・というのも、かくいう私は小さい頃、炎を見ているのが好きな子どもだったんですよね(汗)あの炎のゆらゆら揺れる感じがなんだか惹かれていたんですよね。ただ、子どもの火遊びはやっぱり超危ない。

ライターやマッチを置いてなくても、コンロは動かせないですよね。ある程度成長するとさわれるようになります。大人のやることを観察するのが子どもは得意なので、元栓を開けてコンロの火を点けるなんて簡単にできちゃうのではないでしょうか。

そういう機会をそもそも無くすことができるのがIHクッキングヒーターに置き換えることのメリットにもなりますね。




アイリスオーヤマの3口IHクッキングヒーターの良さ

アイリスオーヤマIHクッキングヒーターイメージ

電気屋やホームセンターで見てみると、2口ガスコンロとの値段差があまりない価格設定なのですが、実はネットで購入すると段違いで安く手に入ります。

2口ガスコンロがだいだい2万円弱するのに対し、アイリスオーヤマの3口クッキングヒーターは約1万3000円弱で買えます。(2016年3月7日時点のAmazon価格)

私は3口IHの方を買いましたが、2口IHだともう少し安くなります。

もしプロパンガス物件であれば、ガス代の節約にもなって、コンロ自体も安く揃えることができるというのは大きなメリットだと感じました。

機能が充実している

加熱するという基本的な使い方に加えて、この商品では下記の機能が備わっています。

  • タイマー機能
  • 揚げ物モード
  • 鍋検知機能
  • 鍋なし自動OFF
  • 小物検知機能
  • 切り忘れ自動OFF
  • 温度過上昇防止機能

利便性と安全性の両方を追求するこれらの機能が付いているのも嬉しいところです。というか、約1万4000円でここまでの製品が使えるのは本当にすごい!

使っていて気になった点

メリットをたくさん挙げてきましたが、使っていてもちろん気になる点はあります(メリットの裏にはデメリットもあります)

我が家で使ってみて気になった点をいくつか挙げたいと思います。

フライパンを振れない

これはIHクッキングヒーターなので仕方ない部分ではあるのですが、ガスコンロのように炎が出ている訳ではないのでフライパンを振れません。

厳密に言うと「フライパンを振ることは出来るが、振っている間は熱せられない」ことです。

IHはフライパンが接していないと効果を発揮できないですからね。これは仕組み上どうしようもない部分ではありますが、シャッシャッとフライパンを振りたい方には残念な点かもしれません。

※ちなみにフライパンがIHから離れると「ピーッピーッ」と音が鳴る仕様になっています。

電化製品なので故障がないとは言えない

これはガスコンロでも故障はもちろんあるので、ケースバイケースとしか言えないかもしれないのですが、やっぱり電化製品であるIHクッキングヒーターの方が故障しやすいイメージがあります。

我が家はもちろんまだ壊れていませんが、商品レビューを見ていると故障してしまったという方も少しだけ見受けられます。まあ電化製品には故障や初期不要はつきものなので、これも致し方ないかなとは思っています。

フライパンや鍋はIH対応を揃える必要がある

今までずーっとガスコンロを使ってきた自分にとってちょっと痛手だったのがこれですね。IHは先ほど述べた通り、熱を発する仕組みが根本的にガスとは違うので、フライパンや鍋はIH用のものを使わないといけません

そうすると、今まで使って来たガスコンロ用のものがお蔵入りになります。カセットコンロ用に取っておいてもいいのですが、まああまり使う機会はありませんね。

ただ、IHとガスコンロ両方に対応したフライパンや鍋もありますので、そういうものを使って来た方であれば乗り換え時にこの問題はありません。

※現時点でガスコンロを使っている方でも、将来のことを考えてIH/ガス両対応のものを選んでおくのもアリだと思います!

3口全ての火力が同じではない

最後にこの商品限定の気になるポイントなのですが、3口それぞれの最大火力が異なります。100V電源ということもあり、商品仕様上の制約なのでしょう。

ヒーター毎の最高火力は、左ヒーターが1400W、中央ヒーターが300W、右ヒーターが700Wとなっています。ですので、中央ヒーターはソース作りやお湯を温めたりと保温機能レベルになってしまいます。

ただ、普通に料理していて3口全部を強火にして調理できる方はプロでないとなかなか難しいと思いますので(笑)、この部分については特に不満には感じていません。




IHクッキングヒーターにしてよかった(まとめ)

ガスコンロからIHに切り替えるのは、生まれてからずっとガスコンロだった私にとってはかなり勇気の要る決断だったのですが、結果としてIHクッキングヒーターにして本当に良かったと思っています。

実際使って見ないと分からないことってあるもんですよね。

引っ越しの機会だけでなく、ガスコンロが故障してしまったり、キッチンが狭いけどもっと快適にできないかと悩んでいる方がもしいれば、IHを選択することをオススメします。特に物件がプロパンガスの場合は、IHを猛プッシュします!!

キッチンで使える電源さえ確保できれば、すぐにIH生活を始められますからね♪

※ちなみに、キッチンの調理スペースの高さと揃えるためにIH用のスタンドは一緒に買っておいた方がいいですよ!うちは買って大正解だと思いました。
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もぐ
30代半ばの1児の新米パパ。5歳からファミコンを始めて今では立派なおっさんゲーマー。ネットワークなどのITインフラ全般、WEBシステム系の開発やディレクション、データ分析など色々やってるエンジニア。 当ブログ【時機到来】はおかげさまで毎月100万回以上読まれています。 お問い合せはこちら
 

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