もしも「のび汰」がFacebookをやっていたら | Facebook離れの世界

もしも「のび汰」がFacebookをやっていたら

【ご注意!】
本記事は、1つの例として「こんな世界があったら」を表現しています。その点ご理解の上、お読みください。
ジャイアソ
よ~し、今日も俺の書いた歌詞をどんどんFacebookに投稿していくぞ~。俺の素晴らしき想いに、みんな酔いしれるんだ!
ジャイアソ
そうだ、この前のリサイタルで撮った写真もアップしよう!さすが俺、かっこよく撮れてるな!
ジャイアソ
今日はこれからジャイ仔と焼き肉食べに行くんだったな。うまそうな肉の写真をじゃんじゃんアップして、自慢してやろう!

(のび家)

のび汰
さ~て、漫画も読み終わったし、Facebookでもやろうかな。愛しの静華ちゃんは、今日は何をしているのかな~?っと。
のび汰
アプリを開いてっと・・・(スッスッ)。げっ、なんだこれ、タイムラインがジャイアソで埋まってるじゃないか!?
のび汰
うわぁ~なんだよこの投稿。どうでもいいよ、この自作の歌詞。しかも写真まであるよ・・・ふざけやがって。僕はジャイアソじゃなくて、静華ちゃんの写真が見たいんだよ!ぐすん。
のび汰
はぁ、ジャイアソの投稿には『いいね』したくないなぁ。まっ、いっか、しなくて。
のび汰
「あれ~?静華ちゃんの投稿がないなぁ。って、えっ?この溺杉がアップしてる写真、後ろに写ってるの静華ちゃんじゃない?えっ、なに?みんなで川でバーベキュー?」
のび汰
うわぁ~ん。僕呼ばれてないよ~。なんだよなんだよ、仲間はずれかよ!?しかもその下の投稿には、スネ男がハワイに行ってます~って。またゴージャス自慢かよ!どうせ僕はFacebookに書くネタもない、至って平凡なつまんない生活を送ってるよ!
のび汰
げげっ、更新したらまたジャイアソが写真を投稿してる。しかも肉ばっかり。なんなの、この肉自慢。食べたくてもこんな高いお肉うちじゃ食べられないよ。みんなばっかり夏休み満喫してずるいよ。僕の人生って一体何なんだろう。
のび汰
もう寝よう・・・。Facebookなんか見るんじゃなかった。おやすみ、ドラゑもん。

(翌日、学校の昼休み)

ジャイアソ
おい、のび汰!
のび汰
えっ?なに?ジャイアソ
ジャイアソ
なに?じゃねーよ。お前なんで俺の投稿に『いいね』しないんだよ!あの歌詞読んだだろ?俺の勇姿を見たんだろ?コメントも『いいね』もしないなんて、お前イイ度胸してるな!
のび汰
えっ、Facebook?見てないよ。ぼく。
ジャイアソ
ふざけんな!お前がログインしてたのはバレてんだよ!一発殴らせろ!
のび汰
助けて~ドラゑも~ん!(ドタバタッ)
ジャイアソ
・・・ハァハァ。逃げ足の速いやつめ。ここは下級生の階か。ちょうどいい、Facebookやってるやつを探すか。俺のリサイタルの案内を出す相手は、多い方がいいからな。
ジャイアソ
おい、お前!Facebookやってるか?よし、やってるなら名前・・・(以下、略)

(のび家)

のび汰
今日は散々な目にあったよ。『いいね』しないだけでこんな目に遭うなんて・・・。Facebookなんて嫌いだ。
のび汰
でも、『いいね』しないとジャイアソにまたひどい目に遭わされちゃう。一応見ておくか。・・・って、うわ~っ、タイムラインがまたジャイアソばっかりだ~。おまけにスネ男と溺杉くんもリア充アピールしまくってるよ~。。。
のび汰
非リア充の僕には、見てて心が苦しいよ・・・おぇっ、吐きそうになってきた。でも、ブロックしちゃうとさすがにバレちゃうよね・・・。じゃあ、非表示にすればいいんじゃない!?
のび汰
・・・あっ!そうするとジャイアソみたいに何で『いいね』しないんだって言われちゃうかなぁ?おまけに、のび汰は『いいね』しないつまんない奴、とか吹聴されたら学校のみんなに嫌われちゃうよ。
のび汰
他のみんなの投稿はちゃんと見たいんだけど、タイムラインが埋まっちゃうし、もうにっちもさっちもいかない!も~どうしたらいいんだよ~!なんとかしてよ、ドラゑも~ん!
ドラゑもん
いっそのこと、Facebook辞めちゃえば?
のび汰
・・・あっ!

こうしてのび汰は、

『Facebookやり過ぎで勉強しないから、お母さんに怒られてアカウント消されてしまった』

という口実をもとに、Facebookに追われる生活から解放されたのだった。

おしまい。




あとがき

Facebook離れが起きてる理由のうちの一つは、「こんな感じのことが起きてるせいじゃない?」と考えながら書いてみました。

楽しく上手にFacebookを利用されている方はいっぱいいますし、いいコミュニケーションツールだと思います。しかし、Facebook嫌いの人のコメントを見てて、今回のような世界の利用者がいる結果から、利用者離れに繋がっているんじゃないかな~と想像しながら、書いてみました。

ネットと現実が密接にリンクすると、こういう弊害が起きちゃうんでしょうね。

では。