エヴァンゲリオンの世界設定と世界観:||考察のすべて

【本稿】 「エヴァの主な舞台」なぜ第三新東京市と呼ぶのか?

エヴァの主な舞台の話

第3新東京市の由来

「セカンド・インパクト」によって、世界中の海面水位が上昇し、海沿いの陸地が沈没したと話しました。じゃあ、これで東京が沈没してしまったのでしょうか?

いえ、違うんです。

「セカンド・インパクト」によって、世界中は大混乱に陥りました。その混乱の最中、「セカンド・インパクト」の1週間後に日本は新型爆弾を東京に落とされてしまいます。それが東京壊滅の理由です。

ちなみに、横浜など海岸に近い地域は「セカンド・インパクト」の影響で沈没してしまいます。

惣流・アスカ・ラングレーが来日した際に使徒と海上決戦を行いますが、その最中、海底に沈んだ街が映っていたのを覚えていますでしょうか?その時に海の地図が表示されるのですが、そこに記載されていた地名には「Yokohama」と書かれているのです。

第2新東京市は?

東京が第1東京市(都)にあたる訳ですね。そして、エヴァ第壱話の世界では、第三新東京市が話の舞台になります。では、第二新東京市はどこへ行ったのか?

実は、新型爆弾が落とされて東京が壊滅した後、そのまま第1東京を復興させようとするのですが、途中で断念します。そこで、2001年に当時の日本臨時政府(霞が関も壊滅しちゃったわけで)は暫定的な首都として、長野県松本市を第2新東京市にしました。

しかしその後、今の神奈川県足柄下郡箱根町仙石原地籍付近(以降、箱根と呼称します)を首都とする「第二次遷都計画」が2004年に国会で承認され、2006年~2015年に掛けて第3新東京市を建設し、遷都することになったわけです。

そこで疑問になるのが、なぜ第2新東京市に遷都してからわずか3年で、箱根へと遷都させる計画が承認されたのかということです。ここにも「ゼーレ」の思惑が潜んでいます。

第3新東京市が箱根の理由

「裏死海文書」には、「白き月」の存在だけでなく、「黒き月」についても言及されていました。その記述に従い、セカンド・インパクト後も「ゼーレ」は黒き月の調査を進めます。そして、箱根にて「黒き月」と「リリン」を発見するわけです。

それがなぜ第3新東京市に繋がるのかと言うと、「アダム」が作りし使徒たちが、「アダム」と接触して人類滅亡を引き起こす危険性は、皮肉にもセカンド・インパクトの発生により”ほぼ”無くなりました。しかし、「アダムの子」たちは、2015年には活動を始めることに変わりはありません。

その時、「アダムの子ら」はどんな行動を起こすかと考えた時に、「アダム」と同様に始祖である「リリス」を察知して、「黒き月」に向かって進行をするのではないかと予想するわけです。「それならば」ということで、「黒き月」の上に要塞を作って、そこで「アダムの子ら」である使徒を迎え撃とういう作戦を考えたわけです。

これが、「使徒迎撃専用要塞都市」である第3新東京市を箱根に建設・遷都することになった理由です。

ちなみに、第3新東京市の地下は「ジオフロント」と呼ばれる広大な空間になっていて、そこには「特務機関NERV」の前身である「ゲヒルン(人工進化研究所)」が作られる訳です。

ちなみに、「ジオフロント」が広大な空間になっているのは、「黒き月」の球体の上の部分をドーム状に形成しているからになります。つまり、「ゲヒルン」は「黒き月」の中に存在しており、その下にはセントラルドグマやターミナルドグマが広がるわけです。だから「リリス」はNERVの地下に存在しているのですね。




使徒を迎え撃つための対策

ゲヒルンとは何か

もともとは国連直轄の研究機関として組織されたのが「人工進化研究所」なのですが、アダムの破片をこの組織が手に入れたことで「ゼーレ」の介入を強く受けて、「ゲヒルン」の設立へと繋がります。ドイツ語で「GEHIRN=脳」を意味します。

「ゲヒルン」もまた、国連直轄の組織なのですが、実態は「ゼーレ」の下部組織にあたりました。ここでは主に研究機関としての活動をしていましたが、「ゼーレ」が求めている計画を遂行可能な人材、技術、装備などを揃えるための準備を進めていたわけです。

ちなみに「ゲヒルン」は、碇ゲンドウが所長を務めます。同じく「ゲヒルン」には碇ユイや冬月コウゾウ、赤木リツコ博士の母である赤木ナオコが在籍していました。

碇ゲンドウとは

碇シンジの父であり、科学者碇ユイの夫でもあります。ちなみにこの碇ゲンドウですが

元の名前を「六分儀ゲンドウ」と言います。

もともと六分儀ゲンドウは、ある目的をもってゼーレに近づこうと画策します。そこで、「ゼーレ」の有能な科学者であった碇ユイに接近するわけです。

そして、どんな恋愛があったかは分かりませんが、結婚します。その後、二人の間に「碇シンジ」が産まれ、碇ゲンドウはゼーレの一員となるわけです。




ゲヒルンが進めた計画

その後、碇ゲンドウがゲヒルンの所長になり、いくつかの計画が進むことになります。そのうちの一つが、「アダム再生計画(通称:E計画)」です。

もともと「アダム再生計画」は、アダムを人の手によって再生しようとする試みだったのですが、アダムそのものを再生することは出来ないと断念します。

そして、「E計画」は少し位置づけが変わり、「アダム」をコピーして「エヴァンゲリオン」を作り出そうとします。「アダム」と「エヴァンゲリオン」は何が異なるのかというと、「魂の有無」です。エヴァには魂がありません。

そして、「E計画」内の別の計画によって、初号機も作られることになります。しかし初号機は「アダム」からではなく、「リリス」をコピーして作られました。

「E計画」実験中に碇ユイに起きた事故

エヴァの世界ではあまり登場しない、シンジの母である碇ユイ。彼女はこの「E計画」の担当者でした。

エヴァは先述した通り、魂がありません。そのため、人格の移植やエントリープラグに搭乗するという手段が必要であったわけです。そこで、計画担当者の碇ユイ自らが、エヴァンゲリオン初号機に乗り込み、起動実験を行います。

しかし、実験は失敗し、碇ユイは初号機に取り込まれてしまうことになります。残酷なことに、この現場には息子である碇シンジもいました。

碇ユイを救出しようとサルベージ計画を行うものの、L.C.L.と化していた碇ユイの液体は全て流れ落ちてします。ちなみに碇ユイの身体はL.C.L.となりましたが、魂はエヴァ初号機に取り残されたままとなります。

どうやってサルベージしようとしていたのかというと、A.T.フィールドが関係してきます。A.T.フィールドは、使徒やエヴァが持つバリアのようなものだと思われますが、実際は全ての生命体がその形を維持するために持っている「心の壁」と考えれます。

ちなみにL.C.Lは何の略なのかは、正式な説明がされていません。一説によると、「Link Connected Liquid」(同調接続用液体)ともされますが、元はリリスが出している液体なので、LilithのLの略なのかもしれません。

「人類補完計画」が動き出す

この事故の1週間後、碇ゲンドウは「人類補完計画」をゼーレに提唱します。

「人類補完計画」とは、「アダム」と「リリス」と「ロンギヌスの槍」などを使って「サード・インパクト」を引き起こします。その結果、全ての生命のATフィールドは失われ、体はL.C.L.へと還元されます。

そうすると、魂は身体から分離されることになります。その魂をもとに、新たな生命体に進化させることが「人類補完計画」の真相になります。




【最終回】 「エヴァはなぜ動くのか」そしてエヴァとはなにか
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30代半ばの1児の新米パパ。5歳からファミコンを始めて今では立派なおっさんゲーマー。ネットワークなどのITインフラ全般、WEBシステム系の開発やディレクション、データ分析など色々やってるエンジニア。 当ブログ【時機到来】はおかげさまで毎月100万回以上読まれています。 お問い合せはこちら
 

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